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「フレキシブル出社制度」のみんなの感想と、noteの福利厚生まとめ

note社では、2020年7月から在宅勤務をベースとしたフレキシブル出社制度を無期限で採用しています。オフィスがフリーアドレスなこと、地方在住の方が入社すること、会議や社外の方との打ち合わせ、ウェルカムランチやシャッフルランチがオンラインなこと、議事録や資料が誰もが見やすいようクラウド上で管理されていることなどは、すっかり当たり前の風景になりました。

今回は改めて、フレキシブル出社になってからnote社のみんなの働き方や生活に起きた変化を聞いてみました。

オープン社内報とは?
一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開することで、会社の中の様子を感じとってもらう記事企画です。
本日の担当:PRチーム 武田

フレキシブル出社制度になってどんな感じ?

フレキシブル出社について、社内にアンケートを実施。
「ポジティブ/ネガティブな変化があったか」について、五段階で答えてもらったところ、なんと9割以上が「ポジティブな変化があった」という結果に!

社内アンケートの結果の円グラフ。ポジティブな変化があった:65.6%、まあまあポジティブな変化があった:25%、とくに変わらない9.4%

具体的にどんな変化があったのか、見ていきましょう。

「時間に余裕ができた」の声が多数!

家族との時間が増えた

急な保育園の送り迎えにも対応できるようになった。特に朝、子どもの登園準備をしながら家事もやり、でも会社に遅刻してはいけない…というストレスから開放されたのは大きい。体調や子どもの状況に合わせて早くから仕事を始めたり、少し遅めのスタートにしたりと、生産性とコンディションが高く保てていると感じる。

夜に遊ぶ時間が増えて、子供がうれしそう。(前職時代は、子供が起き出す頃に家をでて就寝後に帰宅する毎日だったので)朝ごはん作り、子どもの見送り、洗濯物たたみなど、妻に任せきりだったことを分担できるようになり、妻がうれしそう。

通勤時間が長いので、この制度がなければ子どもを早朝から20時近くまで保育園に預かってもらう必要がありました。家族で過ごす時間をもちながら、セーブすることなく仕事ができる。数年前の自分には考えられなかった夢のような環境です。

子どもが塾に通うようになり、暗い夜道を歩かせることになるので送り迎えをするようになったのですが、フレキシブル出社制度のおかげで仕事が終わってすぐに送り迎えができています。

昼休み中に妻と近所の八百屋に買い出しに行くようになった。

たまにですが、同じくリモート勤務の夫とお昼ご飯を食べ行っています。子ども抜きでの夫婦の時間が増えました。

なにかあったときに対応しやすい

万がいち、災害が起きたとしてもすぐに子どものところに駆けつけることができる距離の安心感がある。

平日にペットの具合が急激に悪くなったことがあり、就業後、その日のうちに病院に連れていくすることができました。病院の閉まるまでの時間で家に居られたことで迅速に対応ができました。なにかがあった時に私が家に居ることは、家族からも喜ばれています。おかげさまでペットは回復しました。

家事がしやすい!

洗濯物を干すタイミングに悩まなくなった!急な雨でもすぐ取り込める。

昼食を自炊できるのがすごくいい。

ゴミ捨てや洗濯などを忘れることが減った!

お昼休みなどを夕食の準備などに当てることができ、時間と気持ちに余裕ができた。

好きなことができる時間が増えた

夜ははやく切り上げて就寝時間をはやめ、そのぶん朝早く起きて勉強・ジムにいき、9:00ごろに出勤しています。これが出勤時間があると、8:00に家を出る必要があり、17:00-19:00に会社を出る必要があります。これまではやるべき仕事・やるべき家事・キャリアのためにやるべき勉強・健康のためにやるべき運動のどれかが必ず疎かになってました。

オフィスではやく退社したりすると、気にしない人もいますが個人的には心理的に負担になるため、言い出せずにずっと会社にいたりしてライフスタイルに不満を持つことが多かったですが、今はなくなりました。

時間に余裕ができたので、毎日湯船にお湯を貯めるとか、筋トレをするとか、絵を描くとか、今までなかなか続けられなかったことが続けられるようになった。

始業前の時間を読書にあてたり、テレビの見逃し配信を消化したり。1日の中で一番自由な時間が朝になった。

住みたい場所に住める

住む場所の距離的な制限が無くなったから、住みたい家優先で引っ越した。

自宅で仕事をする分、部屋の環境は大事だなと感じるようになりnote入社後に広い部屋に引っ越した。

思い切ってマンションを購入することができました。

遠方に住んでいるため、noteへの転職活動中も「継続して外苑前へ出社できるのか」というところだけが唯一の懸念点だった。自分の場合、毎日出社するとなると、往復約3時間、週に15時間、月に60時間、年に720時間必要だったことになる。元々個人作業が苦にならないタイプなのもあると思うが、非常にQOLがあがっている。地方都市に住むことが正当化され、人的リソースの確保についてもポジティブな影響があるのでは。

遠方ではたらく社員についての記事はこちらも!

その他

お昼休みに仮眠がとれて、スッキリしてから午後働けるようになった。通勤疲れや体調不良が無くなった。

周りに人がいない方が集中できるタイプなので、仕事の効率があがっている気がする。

たまにの出社が楽しみなイベントになった。

毎朝だったらしんどい通勤も、いまは散歩感覚で楽しめるようになった。朝は家で働いて、昼時に出れば混んでいる電車も避けられるので、心地いい。たまにだといい気分転換になる。

駅の駐輪場を解約できた。

日曜日の夜に憂鬱な気分になることがなくなった。家だとマスクをしなくて良いのでマスク荒れやマスク崩れを気にしなくて良いのもありがたい。

出社が減り外に出ることが減ったので花粉症が軽くなった。

全体的にQOLが上がっているという声がたくさん集まりました!

自由な時間が増える+日中も家にいられることで、家族と過ごすことや勉強や趣味、住みたい場所に住むことなど、本来やりたかったことができるようになったという方が多いようですね。

一方で社内コミュニケーションなどに新たな課題も

雑談が減った

ちょっとした社内の人との雑談が減ったというのは確かにありそう。(みんなが雑談ツールを駆使しているのは、さすがだなと思う)

いまだに顔と名前が一致しない人が多い。オフィスに行っても目の前に座っているのが誰なのか確信が持てなかったり、すれ違いざまの何気ない雑談をする機会が減った。

意識的に社内の人とコミュニケーションを取るようになった。リモート勤務の人が多いので、自ら積極的に出社したり絡みにいかないと交流が生まれにくい。積極的な人とそうでない人の差が広がりやすい気がしている。

コロナ禍での転職だとやはり雰囲気が掴みづらいというのはありました。でもSlackやZoomなど解消できる場はあります。

ちょっとした雑談や、仕事の相談が減ったので、寂しい部分もある。

メンバーとのコミュニケーションが難しい。意識して1on1を設定したりなど工夫が必要。

抽象度の高いことや、経営と現場の接続をするような仕事をしているので、雑談で細かなニュアンスを合わせていくことがかなり重要。それが明示的に時間をとらないとできなくなり、やりにくくなった部分はあります。

コミュニケーション希薄になりがち&単調になりがちなので、自分のモチベーションコントロールはかなり気をつけないといけないとも感じてます。

運動不足になりがち

通勤で体力を消耗することがなくなった分、運動量が極端に減ったので危機感もある。

とにかく運動不足になる。先日久々に出社したら翌日筋肉痛になり、命の危険を感じました。

仕事とプライベートの切り替えがむずかしい

毎日のようにリモートワークをすると、家庭やプライベートとの境界が曖昧になってしまう。

終業時間過ぎてもなんとなく仕事をしてしまうので、意識して切り替える必要がある。

どこかから「わかる〜〜〜」という声が聞こえてきそうです。

・社内コミュニケーションの減少
・運動不足
・仕事とプライベートの切り替え

これがリモートワークの三大課題と言っても過言ではないのでは。

社内では特に、業務上やりとりのあるひとや、チーム以外のひととのコミュニケーションが減ってしまうことに寂しさや課題を感じているメンバーが多いようでした。

noteではシャッフルランチの実施や、botが社員にインタビューしてSlackチャンネルに流してくれるアプリ「Colla」を導入したり、社内コミュニケーション活性化プロジェクトがいろんな企画を行っていたりなど、すでにカイゼンに向けてあれこれやっています。雑談が生まれる仕組みについて、これからもアイデアを出し合っていけるといいですね!

他にもあるよ!あんな福利厚生、こんな福利厚生

note社の福利厚生をまとめていきます。社員のみんなからの感想コメントも合わせてどうぞ!

フレックスタイム制

noteではコアタイムを11:00〜16:00、フレキシブルタイムを6:00〜11:00、16:00〜22:00としたフレックスタイム制を採用しています。こちらは2021年9月にフレキシブルタイムが8:00〜から6:00〜に変更になり、より柔軟な働き方ができるようになりました!

月前半で勤務時間が長くなってしまった際に、後半は勤務時間を8時間以内にしても問題ないとのことで、忙しさに波があるときに調整しやすく勤務時間に制約されないことで心理的にも仕事との切り分けがしやすくていいなと思いました。

健康保険

健康保険は「関東ITソフトウェア健康保険組合」です。
インフルエンザ予防注射の最大2,000円の補助、スポーツクラブの割引、保養所の利用など、たくさんの充実した補助があるらしいです。これについては人事の北上さんのnoteが詳しいです!

厚生年金、雇用保険、労災保険も完備です。

健保の施設をバリバリ使っています!レストランも旅館も子連れで行っても対応がよいので重宝しています。

コンテンツ購入補助制度

noteの有料記事や定期購読マガジンはもちろん、書籍の購入や映画鑑賞、コンサートや寄席など、あらゆるコンテンツに使うことができます。毎月5,000円支給、事前申請なし、領収書発行なしで事務手続き一切不要の社員に優しい制度です。

自社主催イベントに参加可能

noteでは毎日のように、勉強会やクリエイターのトークイベントなど、さまざまなイベントを開催しています。

コロナ以降ほぼすべてがオンライン開催になっています。それらのほとんどに参加が可能です!

リモートワークでも自社イベントの視聴ができるので、視野を広げる機会がもててありがたい。

自社主催イベントをチームのみんなでワイワイしながら応援視聴したりするのは、とっても素敵な文化だと思います!

リモート勤務の各種サポート

リモート勤務手当として、500円×出勤日数(上限60,000円/半年)の補助と、希望者にはリモート勤務用ディスプレイ貸与があります!リモートになってから家の電気代や水道代が上がった方がほとんどだと思うので、うれしい制度ではないでしょうか。

Welcomeランチの飲食代補助(オンラインランチ含む)

新入社員の方を囲んで行うランチが、ひとり2000円までサポートされます。オンラインでのウェルカムランチが増えたことにともなって、なんと2021年7月からはウェルカムランチでUbereats利用が可能&経費精算不要というありがたすぎる制度までできました。

開発ツール購入補助(JetBrains)会社負担

主にエンジニアの方向けの制度ですね。エンジニアの方向けに、技術書購入費の負担や会社保有の技術書の貸し出しも行っています。また、エンジニア関連のカンファレンスなどへの登壇は出勤扱いとなります。

お祝い金(結婚/出産)支給

安心&うれしい制度ですね!

ベビーシッター割引券利用制度

2021年8月からはじまったこちらの制度。すでに喜びの声が!

ベビーシッター割引券利用制度を利用して、ベビーシッター さんをお願いするようになり、今日はもう少し働きたい、この夜のミーティングにはでたい、という時にとても助かっています。費用面などでちょっと反対していた夫もお願いするようになってから「これはいいね、助かるね」と賛成してくれるように。子供たちもベビーシッター さんにとても懐いて、いつも来てくれる日を楽しみにしています。

まだ利用していませんが、子供が風邪を引いた時や、コロナで休園になった際にはベビーシッター割引券を使おうと思っているので心強いです。

オフィスグリコあり

オフィスグリコとウォーターサーバーの写真

忙しいときや雨の日などに、あるとうれしいオフィスグリコ。

ネスカフェ、ウォーターサーバーあり

ネスカフェの写真

オフィスに「ネスカフェ バリスタ50」があります!いつでも無料で、淹れ立てコーヒーが飲めちゃいます。おいしいお水と熱湯がすぐに出てくるウォーターサーバーも、当たり前に感じますがすっごくありがたい存在ですよね。

その他、オフィスの備品や使い方については、こちらの記事がくわしいです!

年次有給休暇

有給休暇は入社日に10日間付与されます!有給がない状態って、休めないプレッシャーがありますよね。これはすごくありがたいし安心です。

その他の休暇

慶弔休暇/生理休暇/裁判員休暇/産前産後休暇/子の看護休暇/育児・介護休業
いざという時はどんどん活用していきましょう!


以上です!

私が入社してからの一年強のなかでも、新しく制度ができたり既存の制度が使いやすく変更されたり、社員の多様な働き方に対応できるよう福利厚生もどんどんカイゼンされています。

社員のみなさんも、意外と知らなかった制度もあるかと思いますので、ぜひいま一度見直してみてくださいね。

「ここ、もっとこうなったらいいのになぁ・・・!」「こんな制度あるとありがたい」というご意見・アイデアなどありましたら、Slackの#os-ideaチャンネル(人事・労務への提案を集めているチャンネルです)にぜひお送りください!


今日のバリュー

多様性を後押ししよう / Promote Diversity
私たちは多様性を重視します。幅広いクリエイター、幅広いユーザーが集まることで、より多彩なコンテンツが生まれ、それをもとに交流が始まることで、社会全体がより豊かで幸福な場所になることを信じています。



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