note入社後に地方移住した社員に、フルリモート勤務について聞いてみた
フレキシブル出社制度を導入しているnote社には、地方に住みながらフルリモートで働いている社員もたくさんいます。
住む場所にとらわれずに仕事ができれば、ライフステージや家庭の事情にあわせて自由に働けるのでうれしいですよね。
また、自然豊かな環境で働けたり、その土地のおいしいものを食べられたりと、地方で働くメリットはたくさん。
でも、地方でフルリモート勤務をするには、やっぱり大変なこともあるのでは?
そこで今回はオープン社内報として、note社へ入社後に地方に移住したメンバーにお話を聞きました。
オープン社内報とは?
一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開することで、会社の中の様子を感じとってもらう記事企画です。
本日の担当:採用広報 おかだ
東京から地方移住してみて。
まずは今回お話をうかがった、note社のメンバー3人をご紹介します。
■松下さん/デザイナー
コロナ禍前に東京から福岡に移住。もともと福岡には縁はなかったが、福岡にはずっと住みたいくらい気に入っているそう。
■甲斐さん/人事
2021年7月に東京から宮崎に移住。もともと宮崎出身だったが、今住んでいるのは地元とは少し離れているとのこと。
■安井さん/エンジニア
2021年11月に東京から滋賀に移住。地元が滋賀で、実家にも帰りやすくなったそうです。
ーみなさんは、note社に入社されてから地方に移住されたんですよね。
松下さん:私はコロナ禍に入る少し前に、東京から福岡に引越しました。
甲斐さん:私は去年の7月に引越したので、すでにコロナ禍に入っていましたね。物件を見にいけず、家はネットの情報だけで決めたんです。
安井さん:私は去年の11月が引越しでした。長距離の引越しだと役所の手続きなどを忘れると大変なので、しっかりシミュレーションすることを意識していました。
ー引越しの際に工夫されたことや、意識したことはありましたか?
安井さん:ネットで検索して、チェックリストを作りましたね。
甲斐さん:私もチェックリストを作りました! 役所や不動産屋との手続き、家具や家電の廃棄など、やらないといけないことが山積みで本当に不安でした……。
松下さん:私は福岡に住むのが初めてだったので、どこに住むのか決めるのが大変でした。住む場所を決める際には、求める条件を整理することを意識しました。
引越しがコロナ禍前だったので、自分が好きな街に住めるように、内見前に旅行として一度福岡に行ってエリアをチェックしましたよ。
意外にギャップは少ない? フルリモート勤務で意識していること
ーフルリモートで地方に引越したことで、業務で大変だったことや困ったことはありましたか?
甲斐さん:私はもともと東京にいた時からリモートで勤務していたこともあって、あまり感覚としては変化がなかったように思います。
引越したばかりの頃はたまに「あれ?ここって東京だっけ?宮崎だっけ?」って混乱することもあったくらい(笑)
松下さん:私も、仕事の集中度やパフォーマンスはあまり変わっていないですね。
ーもともとリモート勤務をしていると、地方に引越ししてもあまりギャップなく働けますよね。リモートでうまく働くために、意識していることは?
安井さん:私はZoomの背景を定期的に変更するようにしています。
甲斐さん:今日の背景もすてきですね。
安井さん:「豆腐は木綿派・安井です」というのが語呂がよくて気に入って
います。文字は定期的に変えていて。
ー雑談の話題になっていいですね! 背景は自分でつくっているんですか?
安井さん:はい、自分でつくっています。ストックが12枚くらいあって、同じメンバーとミーティングをしていてもあきられないように工夫をしていますね。話題づくりになるので、コミュニケーションにもつながるんです。
ーリモートだと、気軽にコミュニケーションがとりづらくなりますからね。
甲斐さん:私も、チームのみんなとできるだけコミュニケーションをとることを意識しています。
noteでは業務の連絡にSlackを使っているのですが、ちょっとした雑談でよく盛り上がっていて、リモートでもわいわい仕事をしている感覚があるんです。
松下さん:コミュニケーション以外だと、生活リズムをつくって気持ちを切り替えたり、運動や外に出てリフレッシュすることなども意識していますね。
東京にいた頃は海や自然が遠く感じていましたが、今は大きい公園も海や空港、おしゃれなエリアも車で30分圏内にあるので快適に過ごせています。
おいしいものがたくさん! 地方に住む魅力
ー松下さんと甲斐さんは九州にお住まいとのことですが、やっぱり食べ物もおいしいんでしょうか?
松下さん:お魚はすごくおいしいですね! お魚以外にも、九州っていろんな食材が充実していて。佐賀ではイカが有名だったり、宮崎は鶏、熊本は馬刺し、のようにどのお店に行っても充実している気がします。
スーパーで売っているお刺身でもおいしいのは、けっこう衝撃でした。
甲斐さん:わかります! 逆に私は東京にいた頃、それがストレスだったんです。お刺身が数切れしか入っていないのに、値段も高かったりして。
宮崎に引越して、食にはやっぱり恵まれてるなと思います。
ー「食」以外で、移住してよかったことは?
安井さん:家賃は東京と比べると、かなり安いですね。広さは倍くらいになったけど、家賃は2/3ほどに下がりました。
松下さん:間取りの選択肢は、かなり広がりましたね。福岡の都心部でも、東京よりはかなり安いので。
甲斐さん:私も都内にいたころよりも広い部屋に住めるようになり、愛犬とも暮らせるようになりました。
徒歩5分くらいで海に行けるのですが、海辺を散歩していると、それだけでいい暮らしをしている気持ちになれます。
安井さん:高い建物もなくて空が広いから、星がきれいに見えますよね。
リモートでは必須! ネット環境の整備には要注意
ー最後に今後、移住を考える人に向けてメッセージをお願いします
安井さん:ネット環境の整備はしっかりしておいた方がいいです。
松下さん:確かに、すごく大事。
甲斐さん:ネット環境は本当に大切ですよね。私も引越し後、工事が間に合わなくてしばらく弱いネット環境で働くことになってしまって。「いつもZoomでカクカクしている人」だと思われてないか心配になりました。
安井さん:地方に引っ越すと、「ネットが繋がらないから出社をして仕事をしよう」というのができないから、本当に仕事ができなくなっちゃいますよね。
ーなるほど。フルリモート勤務では、ストレスなく働けるネット環境が必須ですね!
まとめ
今回のオープン社内報では、東京から地方に移住した3人のnote社のメンバーにお話を聞きました。
私自身、今年の1月まで京都でフルリモートで働いていたり、昨年は香川でうどんを食べながら2週間ほどリモート勤務をしていたりといった経験があり、みなさんのお話には共感の連続。
コロナが落ちついたら、またどこかおいしいものが食べられる街でゆっくり働きたいなあ、と思いました。
その際には、ネット環境の整備に要注意ですね。
note社では、3人の他にもたくさんの社員が、地方に住みながらフルリモートで働いています。
地方で働くみなさんは、ぜひ「うちの地元にはこんなおいしいものや楽しい場所があるよ!」と教えていただけるとうれしいです。
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