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【読んで楽しむ、つながる】小説好きのためのコミュニティ!「WEB別冊文藝春秋」がnoteにオープン

メディアプラットフォームnoteで、2022年2月1日より文藝春秋の文芸誌『別冊文藝春秋』の定期購読マガジン「WEB別冊文藝春秋」がはじまります。

「WEB別冊文藝春秋」は、noteの定期購読マガジン機能を使ったサブスクリプションサービスです。月額800円(税込)で最新号の作品や過去のアーカイブ作品をはじめ、WEB版だけでお楽しみいただけるオリジナル作品が読み放題になります。

 また、「読む人と書く人がつながる場所」であることを大切に、毎月人気作家のオンラインイベントを開催するほか、ハッシュタグで投稿し合うお題企画や、寄せられた質問に編集部の小説好きが回答する「#ミステリーお悩み相談」など、読者参加型企画も実施していきます。

背景

昨今、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い書店での対面イベントの中止を余儀なくされるなど、読み手と書き手の交流する機会が減少しています。noteと『文藝春秋』では、2019年11月に同誌初となるデジタル定期購読サービス「文藝春秋digital」をnoteで開設して以来、オンラインイベントの開催や、読者参加型コンテストとして村上春樹さんの『猫を棄てる』の感想文を募集し、寄せられた作品を文藝春秋の特設サイトで紹介するなど、noteを活用したインタラクティブなコミュニケーションに取り組んできました。また、コラボレーションを通じてnoteクリエイターが『文藝春秋』の名物連載コラム「巻頭随筆」への寄稿を行うなど、クリエイターにとっての活躍の場も広がっています。今回の「WEB別冊文藝春秋」でも、こうしたnoteならではの、”読み手と書き手の距離の近さ”をいかしたコンテンツをお届けすることで、新たな交流の場を創出するとともに、noteクリエイターの作家デビューなど、クリエイターが活躍の場を広げられるプラットフォームを目指します。

noteでは、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、今後も多様なコンテンツを拡充させ、クリエイターの活躍の場を広げる取り組みを行ってまいります。

『別冊文藝春秋』 編集長 浅井 愛 コメント

ひとつの作品が仕上がるまでに、何度も心震える瞬間があります。その瞬間の高揚を、小説を愛するみなさんとこそ共有したい。舞台裏の熱狂を一緒に味わいたい。ずっと願ってきたその夢がついに叶います。ここnoteならば、みなさんが作品を読み終えたその吐息まで聞こえるのではと期待しています。誰かに話したくてたまらない昂ぶりや、噛み締めたい想いをそっと綴っていただけたら、どんなに励みになるでしょうか。

きっと、あなたと響き合う作品があります。あなたの心がリンと鳴る、その瞬間を想像しながら作品を編み、みなさんと作品、そして作家がより深く知り合えるようなイベントもたくさん実施していきます。

noteディレクター 志村 優衣 コメント

芥川賞や直木賞とも縁の深い文藝春秋社と2020年に資本業務提携を締結したとき、「次は文芸の分野でお取り組みをしたい」と思いました。その想いが今回このような形で実現したことを、たいへん嬉しく思います。

noteには小説を読むことが好きな読者がたくさんいます。また、好きな小説について発信をしているクリエイターも、小説を創作して発表しているクリエイターもたくさんいます。そうした小説を愛する人たちが、「WEB別冊文藝春秋」という場所を通じて、作品とつながり、著者とつながり、ファン同士でつながり、「好き」の輪が広がっていくことを楽しみにしています。


noteと文藝春秋のあゆみ

文藝春秋は、紙の雑誌とは異なる新たな読者の獲得を目指し2019年11月に総合月刊誌『文藝春秋』のデジタル定期購読サービス「文藝春秋digital」 をnoteで開始。月額900円で最新号のコンテンツ(毎号約70本)や過去記事などの読み放題のほか、オリジナルコラムの連載や読者イベントの開催を行ってきました。2020年12月には、noteと文藝春秋は資本業務提携を締結。両社共同でクリエイターの発掘と育成や各種イベントの共催など、クリエイターの活躍の場を広げるための取り組みに注力しています。

『別冊文藝春秋』とは

1946年の創刊以来、谷崎潤一郎、川端康成、坂口安吾、三島由紀夫、司馬遼太郎など、日本の文学の歴史を担う作家の原稿を掲載してきた文藝誌。リニューアルした2002年以降はより広いジャンルの作品、ミステリーからSF、恋愛小説、時代小説、マンガまで多くの話題作を掲載しています。近年では、本屋大賞を受賞した宮下奈都『羊と鋼の森』、直木賞を受賞した、角田光代『対岸の彼女』、三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』、桜庭一樹『私の男』、中島京子『小さいおうち』、島本理生『ファーストラヴ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』等の作品が生まれました。2015年5月、創刊から69年を経て完全電子化へ。隔月刊行、主要電子書店にて偶数月20日に発売する形式は今後も継続します。noteで展開する「WEB別冊文藝春秋」では、本誌に掲載した作品はもちろん、ページという概念に収まらないWEBオリジナル作品も取り扱う予定です。

note「定期購読マガジン」とは

定期購読マガジンは、月刊雑誌のように月額制で記事を販売することができる仕組みです。小説、マンガ、エッセイなどを連載して毎月届けたり、定額制のメルマガとして活用したり。更新通知も届くので、読者も忘れずにクリエイターの作品を継続的に楽しむことができます。気軽に自分のnoteをサブスクリプション形式で販売することができ、クリエイターが創作に専念することを後押ししています。

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