見出し画像

チャットAIでアイデアが広がる! note社内で仕事や創作に活用した事例をご紹介します

AIの進化で、創作をもっと始めやすくなる。もっとクリエイティブにアイデアを出せるようになる。そんな未来が、実はもうやってきているかもしれません。

2023年の1月末、note社内で開催された、CXO深津さんによるChatGPTの活用講座。さまざまな可能性を感じさせる内容に、「こうやって使えばいいのか!」「自分ならどう使おう」とメンバーたちは盛り上がりました。

この記事ではオープン社内報として、その講座の概要と、講座後に社内で生まれたさまざまな活用事例をご紹介します。

オープン社内報とは?
一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開することで、会社の中の様子を感じとってもらう記事企画です。
本日の担当:採用広報 岡田

最近よく聞く「ChatGPT」。でも、どう使えばいいのかわからない

2022年11月末に、OpenAIによってリリースされたチャットAIツール「ChatGPT」。AIに質問や依頼を投げかけるとチャット形式で答えてくれるツールで、一般公開から2ヶ月で利用者が1億人を超える(※)など、大きな話題になっています。

※2023年2月1日にUBSが発表したアナリスト調査より

とはいえ、名前は知っていても、実際どう活用すればいいのかわからない、という人は少なくないでしょう。

noteでは、ミッション・ビジョン・バリューの浸透や全社での情報共有を目的に、毎週「全体会」という原則全員参加のミーティングの時間を設けています。

その中でも好評なのが、CXO深津さんやCDO宇野さんが定期的に社員に向けて開催しているミニ講座です。

2022年1月末、この全体会の中の講座として、深津さんによるAI活用講座が開かれました。

深津さんが実際にChatGPTを使って作成した文章の紹介や、より高いクオリティでAIに回答をもらうための質問のコツなど、実用的な内容にみんな興味津々。

AIが要約した文章や、シナリオの構成案、4コマ漫画のネタだしなど、かなり高い精度でレスポンスを返してくれるChatGPTに驚く声も。

「面白い!」「自分はこんなふうに使ってみたよ」といったコメントが飛び交います。

講座中の社内チャットの様子

深津さんのChatGPT活用法の解説は、イベント「あなたの仕事が劇的に変わる!? チャットAI使いこなし最前線」のアーカイブ動画で、note社外の方でもご視聴いただけます。気になる方はぜひこちらもご覧ください。

部活動-aiが発足!

noteにはさまざまな部活動があり、メンバー同士が関心のあるテーマについて語ったり、情報共有を行ったりしています。

講座の終わりを待たず、すぐに新設されたのが「部活動-ai」。講座終了後には参加者が80名を超え、現在ではnoteのメンバーの半数以上が参加する、最大級の部活動になりました。

好奇心豊かなnote社のみんなが、新しいおもちゃを手に入れた子どものように「こんなふうに使ってみた!」とSlackにぞくぞく投稿しています。

休暇をとって南極に行くための作戦を練るメンバー
餃子パーティー待ったなしの社歌(非公式)も完成

リモートで働く社員も多いnote社ですが、こうしてSlackでわいわいできるのは楽しいですよね。

子どもの寝かしつけのために、お話のシナリオをChatGPTでつくってみたという、クリエイティブなメンバーも。

noteには、新しい技術や仕組みを積極的に使ってみる、好奇心の強いメンバーがたくさんいるのだと、改めて感じます。

大きな視点で素早く試し、クリエイティブに仕事をしよう

実際に、自分の仕事で使ってみた!というメンバーもいました。

実は、noteが2023年2月9日に開催したチャットAIイベントのタイトル案を考えたのも、ChatGPTなんです。

作成過程は、平野さんがnoteにまとめてくれています。

クリエイターの創作を支援するために、職種は異なってもそれぞれのメンバーが「どう使えば、もっとnoteがよくなるのか」を考え、試行錯誤しています。

noteの「大きな視点で考えよう」「すばやく試そう」「クリエイティブでいこう」といったバリューが日々発揮されている部活動-ai。

AIを活用すれば、創作のアイデアやきっかけをもらったり、作品をよりよくしたりできる。「AIに仕事を奪われる」なんて耳にすることも多いですが、AIが得意なことは頼りつつ、上手に分業していけるといいのかな、と感じます。

noteでは、2023年2月8日に、最新のチャットAIを活用した創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」機能を実験的に展開することを発表しました。開発にあたっては、今回紹介したChatGPTにも搭載されている、OpenAI社のGPT-3を採用しています。

思いついたアイデアを膨らませたり、より良い表現方法を追求したり、自分にしかできないクリエイティブな活動に使えるツールです。こうした新しい機能の開発にも「まずは自分で新しい技術に触れてみる」という好奇心が役に立っているのかもしれませんね。

「部活動-aiに乗り遅れた!今からでも入れる……?」という社内のみなさんも、もちろん入部はいつでも大歓迎です。AIを使って膨らませたアイデアをみんなでかたちにして、noteをもっとよいサービスにしていきましょう!

※もちろん、使うときには「機密情報」「個人情報」は入力しないように注意喚起を行っています

今回のバリュー

おおきな視点で考えよう / Think Big
さまざまな課題に出会ったときに、短期的なことにとらわれずに、長期的な視点と顧客視点を持って、大きな視点で考えるようにします。売り上げも利益も、サービスに持続可能性をもたらす燃料にすぎません。自分自身と、家族、友人、そして社会に誇れる仕事をしよう。

すばやく試そう / Try First
新しいことに取り組む時、まず、すばやく、小さく、試すことからはじめます。大きな問題は分割し、議論が長引きそうなときには、どんどん手を動かして、動くものを前に議論します。大事なのは事業を具体的に前にすすめることです。

クリエイティブでいこう / Be Creative
クリエイティブというのは、ある状況に対して、前向きに楽しく問題を解決しようとする姿勢を指します。どんなに困難に見える課題でも、クリエイティブに解決する糸口は必ずあります。note株式会社のメンバーはそれを追い求めます。


この記事が参加している募集

オープン社内報

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでくれた方へ。note社の様子や採用情報などをX(Twitter)で発信しています!