新型コロナウイルス拡大への当社の対応について【2022年8月31日更新】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響を考慮して、noteでは、以下のような対応をおこなっています。
1:当社従業員に向けて
2020年3月26日から5月29日まで全従業員(正社員、契約社員、パート・アルバイト)の在宅勤務を行いました。6月1日以降は在宅勤務推奨、業務上の必要性がある場合のみ、オフィスへの出勤を実施。7月1日からは在宅勤務をベースとしたフレキシブル出社制度を導入します。
2020年5月からは在宅勤務手当ての導入、オフィスで使用している椅子の自宅配送を行なっています。
2:関係者に向けて
社外の方との打ち合わせ、採用面接ともに、原則ウェブ会議で実施します。
3:イベントのネット配信を強化
毎日のようにnoteのイベントホールで開催されているイベントは、創作の源となる交流の場。新型コロナウイルスの影響でイベントは自粛の流れとなっていますが、私たちはイベントという活動自体の火は消すべきではないと考えています。
noteでは3月より、関係各所やクリエイターのみなさまと連携して、オンラインでのイベントを積極的に開催しています。
先駆けとして、CEO加藤、CXO深津、CTO今の3名による「#noteお茶会」を2月28日(金)に開催。3月5日(木)には「noteのライブイベントを考える」と題して、今後のライブ配信イベントのアイデアを議論するイベントを開催しました。
3月6日(金)には、「オンライン合同就職説明会2021 #やさしい就活 」を緊急開催。ABEJA、Quark tokyo、光文社、DMM.comグループ、テレビ東京、ヌーラボ、パイプドHD、ビザスク、文藝春秋、ミクシィ(敬称略)の10社で、各社のオフィスなどから新卒向けの就職説明会をオンライン配信しました。(3月18日に第二弾を開催)
3月20日(金)は、「After COVID-19の世界〜社会は、人々は、我々は、どう変わっていくのか?」を開催。著名な投資家の藤野英人さん、公衆衛生を専門としていた統計家の西内啓さん、決算分析のプロフェッショナルであるシバタナオキさん、UXデザイナーの深津貴之さん。ファシリテーターはnote代表の加藤貞顕が務めて、わたしたちの働き方や暮らし方、経済や教育が今後どうなっていくのかを、有識者のみなさんと一緒に考えるイベントです。
動画はコチラから。
文化活動支援の一環として「オンラインイベントおうえん制度」を4月10日からはじめました。発表やファンとの交流をオンラインで実施したいクリエイターを支援したりノウハウを提供する仕組みとして、立ち上げたものです。オンライン配信の設備を整えるサポートやノウハウの提供を行ないます。
4:noteでの取り組み
noteは日々、クリエイティブな知見が集まる場所です。その特徴を活かして、わたしたちにできることはないかと考えました。
4_1:ユーザーが信頼できる情報にたどりつくための対策
新型コロナウイルスに関するさまざまな情報への対策も必要です。
報道が増えるにしたがって、noteでも関連する記事の投稿が増加しています。しかし、noteに限らずインターネットに流れる情報の中には真偽の不確かなもの、過剰に不安を煽るものも見られます。
表現の自由を守りながらも、とくに公衆衛生に関しては、ユーザーが正しい情報にたどり着けるように整備する責任が、私たちプラットフォーム運営企業にはあります。
1月29日より「新型コロナウイルス」に関連した情報を検索した際、注意書きを表示していました。さらに感染が拡大した2月17日以降は、一時的に個別記事へも以下の表示をしています。
4_2:知見を社会に還元する取り組み
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、各企業が対策に乗り出しています。中でも、多くの企業が「リモートワーク(テレワーク)」「在宅勤務」「リモートオフィス」を従業員に推奨しはじめました。一方で、今回リモートワークをはじめて行うことになり、とまどうひとも見受けられます。
noteでは緊急企画として、リモートワークの知見に関する投稿「#リモートオフィス」の募集を2月17日よりスタートしています。
4_3:お店、宿、イベント、アーティストなどを応援【3月6日 追記】
不要不急の外出や大規模イベントの自粛要請、企業の在宅勤務推進・出張の自粛を受けて、観光地や飲食店、イベント主催者が苦境に立たされるケースが増えています。いま私たちができることは、ふたたび日常を取り戻すまでの期間、たとえ足を運べなくてもエールを送り続けることではないでしょうか。
noteでは、新型コロナウイルスの感染拡大によって影響を受けている飲食店、宿泊施設、興行事業者、アーティストへの応援の投稿「#私のイチオシ」の募集を2月28日よりスタートしました。
4_4:学生の卒業式をみんなでお祝い【3月6日 追記】
新型コロナウイルス対策による臨時休校。やむを得ないこととはいえ、卒業までのかけがえのない時間がなくなってしまったり、一生に一度の卒業式が中止になってしまったり。学生や保護者のみなさんは複雑な想いを抱えていることと思います。
noteでは「卒業のことば」「クラスメイトや先生へ伝えたい感謝の気持ち」「卒業お祝いのメッセージ」「この春卒業する人へ伝えたいこと」など、「#みんなの卒業式」にまつわる投稿の募集を3月6日よりスタートしました。この企画は、NHKの緊急特番「みんなの卒業式」との共同開催です。
4_5:卒業制作の展示作品を応援【3月17日 追記】
新型コロナウイルスの影響により、卒業制作展示の中止が相次いでいます。学生生活の集大成として創り上げた作品の公表の場が減ってしまい、残念な思いをしているかたも多いのではないでしょうか。卒業制作の展示・発表の場は、単なる思い出づくりではなく、学外から反応を得たり、仕事につながったりと、未来のクリエイターたちが創作をつづけていく足がかりになる場でもあります。
わたしたちは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」をミッションに掲げています。つまり、創作活動を続けることを阻むあらゆるものは、私たちが立ち向かい、解決するべきものだと考えています。
このお題や企画を通し、より多くの作品が多くの人の目に止まり、クリエイターのみなさんが創作を続けられる世界に一歩近づけると信じています。
4_6:初のオンライン開催「技術書典」を応援【3月19日 追記】
新型コロナウイルスの影響で、2月29日〜3月1日で開催予定だった技術書典8が中止になってしまいました。技術書典は例年約1万人が集まる、技術書のお祭りです。
技術書典8に向けて執筆をしてきたクリエイターの作品が、少しでも多くの人に届き、新しいだれかの創作活動につながっていくよう願いをこめて、今回「お題企画」というかたちで応援することにいたしました。
4_7:「#おうち時間を工夫で楽しく」できるアイデアを募集【3月30日 追記】
「家から出ない」ことが、だれかの命を助けることにつながります。「おうち時間」をクリエイティブなアイデアや工夫で楽しみ、あたらしい価値を生みだせるよう、このお題を企画しました。
「おうち時間が増えてあたらしくはじめたこと」や「オンラインツールの体験レポ」、「おうちで楽しめる趣味やエンタメ」など、「#おうち時間を工夫で楽しく」した知見・体験をnoteで募集します!
4_8:文化活動の支援策を強化【3月31日追記】
新型コロナウイルスの影響で、タレントやスポーツ選手、アーティスト、演劇家など、文化活動を職業としている人々が、活動ができなくなって大変な思いをされているケースが増えてきています。
noteに備わっているサブスクリプション機能(定期購読マガジン、サークル)を活用いただくことで、継続的にひとびとから応援してもらうことができるため、マニュアルの拡充、審査期間の短縮、オンラインの勉強会を開催しています。
4_9:新型コロナ専門家有志の会の情報発信をサポート【4月5日追加】
有志の会は政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の専門家会議で副座長を務める尾身先生を中心に最前線で対策にあたっている専門家21名で構成されています。
有志の会のnoteを通じて、最新の信頼性ある情報に触れて、コロナに打ち克つ行動変容を起こしていきましょう。noteはメディアのプラットフォームとして、コロナとの戦いに協力するため、note proを無償提供したうえで発信内容や情報の拡散を全面的にサポートします。
4_10:ひとりひとりが「今できること」を考えて共有【4月17日追記】
だれもがこの状況に対して「できること」「やれること」があるはずです。みなさんのちからで社会を後押しするために、このお題を企画しました。お題の投稿を通して、「ほかの人のために役立てることはなんだろう」と考えることで、前向きな気もちになっていただけたらと考えています。
4_11:今からできる「note活用事例やアイデア」を、クリエイターのタイプ別にまとめました【4月24日追記】
外出自粛がつづくなか、クリエイターのみなさんによって、さまざまな取り組みやアイデアの紹介がnote上で投稿されています。
noteとしてみなさんのためにできることはないかと考え、noteの活用事例やアイデアを整理し、タイプ別にまとめてみました。思うように活動ができない今、みなさんのたすけになれば幸いです。
4_12:学校から子どもや保護者への発信を無償支援する「note pro学校プラン」を提供【5月1日追記】
法人向けプラン「note pro」を全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に無償提供します。
休校期間の長期化で子どもたちの「教育を受ける権利(日本国憲法26条より)」が脅かされていることを受け、先生から児童・生徒への呼びかけ、教材の提供、学習成果の発表などさまざまな目的での利用を想定しています。学校を中心とした学びの交流が少しでも活性化されるよう、noteは応援していきます。
4_12:自治体からの発信を無償支援する「note pro地方公共団体プラン」を提供【6月3日追記】
法人向けプラン「note pro」を全国の地方公共団体を対象に無償提供します。
コロナ禍で困っている地元の事業者や生産者の情報を自治体が取りまとめて発信したり、市民の声をあつめたりすることで、地域のつながりを深めて内外へ魅力を伝えることもできます。
4_13:文化施設からの発信を無償支援する「note pro文化施設プラン」を提供【8月4日追記】
法人向けプラン「note pro」を(図書館、美術館、博物館、動物園、水族館、植物園、科学館)を対象に無償提供します。
文化芸術の創造が行われ、発信拠点となり、人々をつなげてきた文化施設は大切な場所です。noteでオンライン発信をしやすい状況を整えることで、知的好奇心や創作意欲を育むコンテンツを盛り上げたいと考えています。