エンジニア目線で見る技術広報の貴重さ
note社のバリュー(行動指針)を体現する同僚を紹介する企画「#バリューバトン」。今月は技術広報のmegayaさんを紹介しようと思います!
きっと、どのスタートアップにおいても、自社の認知拡大、採用活動にさまざまな試行錯誤がなされているでしょう。自社メディアの運営、イベントへの出展、求める人材をアトラクトするような情報の発信など。これらはソフトウェアエンジニアの採用においても、同じ状況だといえます。
2022年6月にファインディ株式会社が発表した「エンジニア採用の現状および今後の意向調査結果(2022年6月実施分)」によると、エンジニア採用の意欲は高まっているものの、リソース不足や認知度不足などの要因でなかなかうまくいっていないようです。
サーバーサイドエンジニアである自分も、過去に note 社のエンジニア採用にかかわったことがあるので、しんどいのを実感しました。開発と平行してエンジニア採用にリソースを割くのはあまり持続的な体制とは言えません。
専任で積極的に社内のネタをまとめて情報発信できるだれかがつけばもっと機動的に動けるのに、という話を当時していたような気がします。
そして今現在、そのポジションに megaya さんがいます。
noteの技術広報というお仕事
「noteの技術ブランディングを向上する」をミッションに、技術記事の編集やインタビュー、イベント協賛、各種ネタ出し、PR チーム、人事採用チームとの連携など、多岐に亘る範囲をカバーしていただいています。
また、専用の Slack チャンネルを用意し、社内で技術広報がキャッチすべき情報を日々集約しています。
チャンネルを見ていると、かなり多方面の情報を集約して「これは発信すると良さそう」「こんな切り口で記事するのもあり」といった形で将来の発信ネタを蓄積しているのが分かります。
そんな技術広報が直近どんなことを書いて公開してきたのかを少し触れてみましょう。
また、テック系のイベントの協賛についても社内の音頭をとってすすめてくださっているようです。
Kaigi on Rails
PyCon JP
iOSDC
エンジニアの自分からみてどう見えるか
とてもありがたいです。冒頭でも少し触れましたが、自分がエンジニア採用に関わっていた数年前、開発リソースの関係で離れることになった過去があります。note 株式会社もエンジニアリングに力を入れているし、note でできるさまざまな技術的なチャレンジはいっぱいあるんです。しかし、まだ認知度が低い。
ここ 2 年くらいですでに一人の人間が追えないくらいの行数のコードベースに育ってきています(いや、頑張れば追えるかもしれない)。中で働いている身からすると、日本国内でもあまり経験することはできないくらいの大規模なリポジトリになっていると言っても過言ではありません。
こうした現状を、社内でブリッジとなって PR チームや採用チーム、経営陣、現場のエンジニアと連携を取りながら情報発信していく存在は、今や欠かすことのできないポジションに思えます。
技術広報、貴重です
日々技術記事やインタビューなど、社内のさまざまなチームにスポットライトを当てて情報発信をおこなっている技術広報ですが、今回はその技術広報にスポットライトを当ててみました。なんというか、社内の声を代弁してくれてありがたいという気持ちです。
今回のバリューバトンはこれで以上です。次は技術広報にバトンタッチします!
今回のバリュー
つねにリーダーシップを / Leadership
note株式会社のメンバーは、あらゆることに当事者意識を持って、率先して行動します。傍観でも、感想でも、批評でもなく、まず自分が行動することを重視します。どんなときも問題を解決する意志を持ってことに臨みます。
クリエイティブでいこう / Be Creative
クリエイティブというのは、ある状況に対して、前向きに楽しく問題を解決しようとする姿勢を指します。どんなに困難に見える課題でも、クリエイティブに解決する糸口は必ずあります。note株式会社のメンバーはそれを追い求めます。
おおきな視点で考えよう / Think Big
さまざまな課題に出会ったときに、短期的なことにとらわれずに、長期的な視点と顧客視点を持って、大きな視点で考えるようにします。売り上げも利益も、サービスに持続可能性をもたらす燃料にすぎません。自分自身と、家族、友人、そして社会に誇れる仕事をしよう。