note、GPT-3を用いたnoteのAI機能群の、第二弾を公開
noteは、ChatGPTにも搭載されているGPT-3と連携した創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」の第二弾機能を2月21日(火)に公開しました。今回は、文章レビュー、要約、導入文作成の3つの機能を追加。合計8つとなったアシスタント機能は、クリエイターに伴走する編集者のように、作品づくりの工程や完成した記事を読者に届けるお手伝いをします。
本ツールは、AIを搭載した記事編集機能の国内最高峰を目指すとともに、個人だけでなく法人のニーズにも応える機能を今後も搭載していきます。
クリエイターとAIが共創する未来に向けて
ChatGPTに代表される自動生成AIがさまざまな分野で注目を集め、革新的な活用策や対抗策が模索されています。ですが創作においては、主役はあくまでクリエイター本人であり、AIは彼らの創造力を引き出す強力なパートナーではないでしょうか。
たとえば、クリエイターが執筆でつまずいた時、AIが道筋や選択肢を提示して創作活動を支援してくれる。そのような寄り添い方が理想的だと私たちは考えています。noteでは、AIを「人の創造力を最大限に引き出すアシスタント」と位置づけています。よって全文を自動生成するようなものは、志向していません。
本日発表した第二弾機能では、より良い文章にするためのレビューなどの機能を搭載しました。AIアシスタント機能の中には、プレスリリースの構成提案のように法人向けのものも含まれます。個人だけでなく、法人もユーザーやメディア向けの情報発信に悩みを抱えています。これまでも法人向けの高機能プランnote proでは、法人に特化した機能やカスタマーサクセスによって、オウンドメディアの運営に伴走してきました。AIの力を借りて、より強力に支援していきます。
AIの進化に合わせて、noteは新しいアップデートをどんどん実施してまいります。
note AIアシスタント(β) 第二弾機能
note AIアシスタント(β) は、クリエイターに伴走する編集者のように、作品づくりの工程や完成した記事を読者に届けるお手伝いをします。本日は、以下3つの機能を公開しました。
【1】文章のレビュー
【2】要約の提案
【3】書き出しの提案
※いずれも具体的に情報を入力いただくほど、さらに楽しんで使用いただけます。
参考:2月16日に公開した第一弾機能は以下の5つです。
記事の切り口を提案
タイトルを提案
目次をつくる
プレスリリースの構成をつくる
童話をつくる
【1】文章のレビュー
ブラッシュアップしたい文章を入力すると、客観的な視点からレビューをする機能です。具体性に乏しい点、分かりづらい点などを指摘して、より魅力的な文章に仕上げるお手伝いをします。誰かに相談しながら執筆したい方にオススメです。
【2】要約の提案
要約したい記事の概要を入力すると、SNSで告知するときにも利用できるような短い文章を提案する機能です。記事の冒頭でポイントを紹介したい方、SNSでシェアする文言を考えるのが苦手な方にオススメです。
【3】書き出しの提案
入力した文章から、記事の導入文を提案する機能です。読者の心をつかんで、続きを読みたくなる書き出しに悩んでいる方にオススメの機能です。
具体的な使い方は、note公式からのお知らせ記事をご覧ください。
https://note.com/info/n/n35c4520a4678
noteは、OpenAI社の人工知能モデルGPT-3の特性を、創作の支援にどう活用できるかの実験を重ねています。利用者からの反応を踏まえて、本ツールの今後の開発・拡張や展開を検討していきます。
先行ユーザーへの応募方法
現時点で本ツールを利用できるのは一部のクリエイター(noteプレミアム会員・note pro利用者・先行ユーザーの一部)です。先行ユーザーに応募いただくことで、順次利用が可能になります。先行ユーザーは引き続き募集していますので、利用を希望する方は、以下のフォームからお申し込みください。
応募締め切り:2023年2月28日(火)23:59
note AIアシスタント(β) について
note AIアシスタント(β) は、一般公開から2ヶ月で利用者が1億人を超えた(※)チャットAI「ChatGPT」にも搭載されている、OpenAI社が開発した自然言語処理の人工知能モデルGPT-3を採用しています。本機能を活用することで、クリエイターは思いついたアイデアを膨らませたり、より良い表現方法を追求したり、自分にしかできないクリエイティブな活動に打ち込むことができるようになります。
※2023年2月1日にUBSが発表したアナリスト調査より
参考:noteで投稿されている自動生成AIに関する情報について
noteにはChatGPTについての解説や活用事例を発信しているクリエイターがたくさんいます。それらの記事を以下のマガジンにまとめていますので、参考にご覧ください。
noteではハッシュタグ「#AIとやってみた」を付けた投稿を募集しています。実際に note AIアシスタント(β)を活用して作った作品、使ってみた感想などが投稿されています。