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noteで発信を楽しむために大切なこと

この記事では、noteでの発信を楽しむために大切にしてほしいことをお話しします。

とくに、これからの人生で長くインターネットとつきあうことになる若い世代のみなさんに読んでほしい内容です。

noteはもちろん、インターネットでの発信についてひろく考えたので、迷うことがある大人のみなさんも役立ててください。

はじめに

インターネットの世界は、あらゆるひとが利用し、予想もしないことが起き、目まぐるしいスピードで変化しています。そしてこの先もきっと無くならず、すべてのひとにとってインターネットは切っても切り離せない存在です。

もし、これを読んでいるあなたが10代だとしたら、今この瞬間はもちろん、社会人になっても、人生のパートナーができても、おじいちゃんおばあちゃんになっても、ずっとインターネットと付き合っていくことになるでしょう。

それならば、うまく使いこなして楽しんだ方が、きっと楽しい人生につながるはず。noteはそう信じています。

noteは多様性を後押しします

noteには「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッション(使命)があり、それを実現するための考え方として6つのバリューがあります。

その中にある「多様性を後押ししよう」が、発信に対するnoteの基本的な考え方でもあります。

年齢、性別、好み、アイデア、思想。

十人十色という言葉がある通り、人間が存在する限りバリエーションは豊富にあります。そして、そのすべてをすばらしいものとして、noteは後押ししていきたいと考えています。

うまく楽しむためのポイント


・ 自分が感じたことを表現しよう

頭に浮かんできたこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、胸がはずんだこと。

あなたの内側から生まれたことは、すべてあなたのコンテンツ(つくったもの)です。

学校のテストと違うので、コンテンツに正解も間違いもありません。

「いつもの朝ごはんを、ちょっとアレンジしてみた」

これもあなたが考えて生み出したコンテンツです。

・ いろんなひとが読むことを想像しよう

インターネットを使うのに、試験も年齢制限もありません。だれもが使えるのがインターネットのよいところです。

あなたの人生で出会わないようなひとが読む可能性もあります。
だからこそ、良くも悪くもあなたが予想もしない受け止め方をされるでしょう。

あなたの記事で、勇気づけられるひと
あなたの記事で、あたらしいチャンスを得るひと
あなたの記事で、悲しいきもちになるひと

せっかくインターネットで発信をするなら、まだ見ぬだれかによい受け止め方をされるような内容にしましょう。みんながそういう想いで発信をすれば、世界はきっと今より良くなるはずです。

・ いろんな意見があることを知ろう

予想もしない受け止め方をされることで、いろんな反響がでてきます。

ニューヨークの大学生が褒めてくれたり
プロの音楽家がアドバイスをくれたり
見知らぬだれかが怒ったり

あらゆる意見やコメントがでてくるでしょう。意見があわないひとがいても「これも多様性のひとつ」ととらえて、ちがいを受け止めるもよし。議論をして新しい価値観を身につけるのもよし。

幅広い意見を、自分の糧にしていきましょう。


楽しむために、気をつけておくとよいこと

・ だれかが書いたものをそのまま勝手に使わない

「つくる」という行為は、作者が見たもの、聞いたこと、経験したことをもとに考えられて生まれます。

この世の素晴らしい作品たちも、あこがれのマンガ家の影響を受けたり、有名映画の撮影手法を参考にしてみたりして誕生しています。

つまり、すべての創作物は、だれかのコンテンツに影響を受けたうえで、自分なりにアレンジして作られているのです。

逆に言うと、アレンジをまったくせずだれかのものを公開したものは「自分で作った」とは言えません。ただの盗作です。

ちなみに、作ったひとを守り、創作活動をより発展させていくため「著作権」という法律があります。(著作権についてよく知りたいひとは下の記事も読んでみてください)

また、noteの他のひとの記事で、自分の作品が無断で使われていた(盗作されていた、パクられていた)場合は、記事の下にある「報告する」ボタンから教えてください。

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・ 傷つくひとはいないか、想像する

いろんなひとに届くインターネットだからこそ、読むひとによって感じ方はさまざま。

あなたに悪気はなくても、意外なところでだれかを傷つけてしまうかもしれません。逆に、だれかの発言であなたが傷ついたりイラっとする可能性もありますが、完璧なひとなんていない、と寛容になりましょう。

もちろん、悪意をもってひとをバカにしたり根拠のないデマを流したりするのは完全にアウトです。内容次第では名誉毀損などで訴えられることもあります。

インターネット上に公開する前に「これって、だれかを傷つけないかな?」と想像してみてください。不安だったら、公開する前に身近なひとに見せて意見をもらうのもおすすめです。

・ 世の中、よいひとばかりではない

自分の個人情報をインターネット上に公開しないようにしましょう。

個人情報とは、生年月日・住所・電話番号など「あなたはだれか」を特定することができる情報です。氏名などを公開する場合でも、どんなことが起こるのかリスクをじっくり考えて判断しましょう。

例えば「山田」という名字だけではどこの山田さんか特定できませんが、生年月日と学校名がアカウント名や画像から判明したら、どこの山田さんなのか特定できてしまいます。

非公開アカウントや削除済み投稿だとしてもだれかがスクショを撮っている可能性もあります。

個人情報が悪意あるひとにバレてしまうと何が起こるでしょうか?

例えば、
・高額な儲けがあると公開していた場合に、恐喝や詐欺にあう
・あなたの自撮りを見て好きになったひとが、自宅までしつこく押しかける
・投稿内容に恨みをもったひとが、家族や恋人、学校の情報などをネット晒す

などの可能性があります。

自分自身はもちろん、大事なひとたちを守るためにも、自分の情報や写真をあげるときには気をつけましょう。


(参考)


・ 読んだひとが「だまされた」と思う書き方をしない

記事のタイトルは、ひとに「おもしろそう」「参考になりそう」と興味を持ってもらうための重要な役割です。

その性質を悪用して、タイトルだけすごそうな書き方をして本文には肝心なことを書かず、読んだひとが「だまされた!」と思うようなサイトもあります。

そういうサイトや記事は、情報や創作物を伝えることが目的ではなく、お金儲け目的がほとんどです。

タイトル以外にも、一番上のトップ画像、有料記事部分より前の文章、ひとからの評判など、「読者の期待を上げるためのもの」はすべて同じことが言えます。

悪意がなくても、読んだひとが「だまされた!」と思ったら、伝え方を見直す必要があります。

よいタイトルとは、ひとの興味を集める以前に、本文の内容を正しく表現しているものです。

このように、タイトルで誤解させるなど、ひとをだますような行為はやめましょう。


みなさんが考える「発信を楽しむコツ」は?


ここに書いたことは、現時点でnoteが考える「発信を楽しむためのコツ」です。

ぜひ、noteを使って発信をしているみなさんも、発信を楽しむために大切にすべきことを考えてみませんか?

考えて意識することで、あなたの創作や発信、そこからつながるあなたの人生がよい方向に進むと思うのです。

よろしければ「#発信を楽しむコツ」のハッシュタグをつけてnoteに書いてみてください。わたしたちもそれを読んで、考える糧にしたいと思いますので、お待ちしています!

(※12月6日追記)noteでは、クリエイターがインターネットを使った創作活動をするときの基礎知識をまとめたガイドライン集を、11月26日に公開しました。「noteを安心して使いこなすために」ではコミュニティガイドラインをはじめ、著作権や困ったときの対処法、未成年の方向けガイドなどをご紹介しています。

https://www.help-note.com/hc/ja/categories/4409699589529





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