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仕事や家事、育児……何かを頑張りすぎるあなたへ。心温まる家族の物語!創作大賞2023で受賞した、せやま南天さんがついに小説家デビュー

応募総数33,981件の日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞2023」で朝日新聞出版賞を受賞した、せやま南天さんの小説が書籍化。受賞作品を改稿し、『クリームイエローの海と春キャベツのある家』として、4月5日(金)に発売されます。

家事代行歴3ヶ月の津麦(つむぎ)の新しい勤務先は、5人の子どもを育てるシングルファーザーの織野家。一歩家の中に入ると、そこには「洗濯物の海」が広がっていた⸺。仕事や家事、そして育児……何かを頑張りすぎている人に読んでほしい!心がふわりと明るくなる物語です。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、あらゆるパートナーと共に、クリエイターが活躍する場を広げるための取り組みを今後も行っていきます。

著者・せやま南天さんのコメント

まわらない家事、終わりのない家事……家事に悩む人は、外からは見えづらいけれど、沢山いるのかも。という気づきから、その人達が生活の中で少し肩の力を抜いたり、誰かを頼ったりできたらいいなと、家事代行の小説を書きました。

noteには以前からエッセイなどを投稿していたので、自然に創作大賞にも応募しました。長い小説に取り組んだのは初めてでしたが、書き上げられたのは、投稿にコメントやスキで応援を頂けたからです。

受賞をきっかけに、多くの人に読んで頂き、そして今度は本という形になって、また誰かに届くということが何より嬉しいです。noteから本になった『クリキャベ』をぜひ手にとって眺め、ページを開いてみて下さい!

朝日新聞出版 担当編集・Kさんのコメント

弊社は、ジャンルを超えた新しさのある作品に出会えたらと、創作大賞2023に参加いたしました。せやまさんの作品は、お仕事小説で描かれることの少なかった家事代行を題材としていることに新しさを感じました。

個人的には、作中の主人公の葛藤が自分と重なり、涙を流しながら読んだ作品です。完成度が高く、すぐに書籍化をできそうと感じたのも贈賞の理由のひとつでした。とはいえ、大幅に加筆修正いただいた箇所もあります。

応募原稿を読んだ時、小説家として書き続けるポテンシャルをお持ちだという直感的なものがありましたが、改稿の段階で納得のいく形になるまで原稿と向き合う姿勢を見て、それは確信に変わりました。多くの人に届いて欲しいと願います。

▼著者と担当編集者が、出版までの過程をそれぞれの視点でつづった編集日記

著者プロフィール

せやま 南天(せやま なんてん)

著者せやま 南天さんのプロフィール写真

1986年生まれ。京都府出身。創作大賞2023(note主催)にて朝日新聞出版賞を受賞。
受賞作『クリームイエローの海と春キャベツのある家』でデビュー。
note:https://note.com/s_yama_nanten/ 
X:https://twitter.com/s_yamananten

『クリームイエローの海と春キャベツのある家』

著者:せやま南天 発行:朝日新聞出版 定価:1,650円(税込) 
ISBN:978-4022519771 発売日:2024年4月5日 判型:B6判 頁数:200頁

本作品の装幀は、noteでも活躍中のクリエイター・ぷんさんが手がけています。装幀が完成するまでの過程もぜひ、作品と併せてお楽しみください。

クリエイターの活躍の場を広げる取り組み

noteでは、クリエイターが活躍する場を広げるための取り組みを行っています。具体的には、noteで話題のクリエイターをメディアパートナーに紹介し、出版や連載につなげる「クリエイター支援プログラム」や、作品の露出機会を増やすことを目指した企画やイベントの実施、クリエイターがスキルや実績を表明することで、仕事の発注をスムーズに行いやすくなる仕事依頼タブ機能などです。さまざまな施策を通して、noteがクリエイターの本拠地になることを目指しています。

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