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noteのCDOに宇野雄さんが就任。CEO・CXOと語るデザインのこれから
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noteのCDOに宇野雄さんが就任。CEO・CXOと語るデザインのこれから

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2022年2月1日、note株式会社では新たにCDO(Chief Design Officer)として、宇野雄さんを迎えました。ヤフー株式会社のデザイン責任者/デザイン部長を経験し、直近ではクックパッド株式会社でデザイン戦略本部長をつとめていた宇野さん。強力なデザイナーが新たにnoteの経営メンバーに加わることで、これからのnoteはどう変わっていくのでしょうか。CDOの宇野さんに、CEOの加藤さん、CXOの深津さんをまじえて、お話をうかがいました。

全員が「デザイン」できる組織を目指す

ー今回、宇野さんがご入社された経緯をうかがってもいいですか?

加藤:noteの事業は、デザインとテクノロジーとクリエイティブの3つをかけ合わせたところに強みがあると考えています。だから、デザインは以前から重視しているんです。

それで、2017年には深津さんにCXOとして入社していただいて、それ以降はデザインやUX全般を担当していただいてきました。

それ以降、サービスとしてはグロースしてきたわけですが、さらに一段上にいきたいと思い、今回、宇野さんにご入社いただくことになりました。

宇野:よろしくお願いします。

加藤・深津:よろしくお願いします。

加藤:あとでまたくわしい役割の話ができればと思いますが、宇野さんはCDO、深津さんには引き続きCXOとして、noteのデザインやUI・UXを伸ばしていっていただきたいと思っています。

ところで、お二人は以前から知り合いなんですよね?

3名が談笑している写真

深津:そうですね。宇野さんとは、けっこう長いですね。はじめて話したのは、まだ宇野さんがYahoo!ニュースにいたころですかね。

加藤:7〜8年くらい前ですね。どんなきっかけだったんですか?

深津:たしか、僕が当時Yahoo!のなにかのコンテストで審査員をさせていただいて、そのころじゃないかなと思います。

宇野:そうですそうです。以来、一緒に仕事をしたことはないけれど、ずっとゆるくつながっていましたよね。イベントで会ったり、飲み会をしたり。

深津:ですです。その後も、宇野さんのお仕事を見たり、デザインや組織の考え方についてお話をうかがっていたりするので、今回一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

ーnoteではこれまで深津さんがCXOとしてデザイン領域も担当していましたが、宇野さんにはCDOとしてどういう役割を期待しているんですか?

加藤:そうですね。宇野さんには、今回、デザイン全体の統括することをお願いします。たんなる現場のまとめ役にとどまらず、会社の経営チームの一員としてかかわってほしいと思っています。

宇野:「デザイナーを統括する」のではなく、「デザインを統括する」というところが大事ですね。

深津:そう、デザインはデザイナーだけに求められるスキルではないんですよね。

加藤:はい。

深津:営業が取引先への提案資料をつくるのもデザインだし、広報がどうすれば社外に自社の魅力が伝わるか考えるのもデザイン。デザイナーじゃなくてもデザインを求められる機会はたくさんあります。

宇野:デザインはあくまで手段の一つですよね。noteのような組織では、サービスをグロースさせて、ミッションを達成するのが目的ですから。だとすると、従業員全員がデザインをできるようになれば、コミュニケーションがしやすくなって、どんどんいいプロダクトが生まれます。

加藤:普通にやっていると、一般の社員はデザイン以外をやって、デザイナーにはデザインを全部頼む、みたいになりがちですよね。noteでは、そうではなくて、組織のみんなでデザインの力をうまく活用できる組織にしたいなと思っています。

宇野:はい。まさにそれをやりたいと思っています。そのためにも、私は、デザイナーはデザインの伝道者であるべきだと思います。

加藤:宇野さんはこれまで、ヤフーやクックパッドでデザインの責任者をされていた経験がありますが、やっぱり社内でデザインを伝えることはかなり意識されていましたか?

宇野:そうですね。大きな会社にいると、大勢のデザイナーが所属することになるので、どうしても同じ職種のひとで固まって、内向きになることが起こりやすいんですよね。

加藤:それはデザイナーに限らず、専門職一般で起こりやすい現象ですよね。専門職の人たちとそれ以外の間に壁ができて、社内なのに外注先みたいになることはよくあります。

宇野:でもプロダクトの開発というのは、エンジニアとも関わるし、ビジネスのひととも関わるし、多くの人とのコミュニケーションが大切な訳です。

深津:そうそう。デザイナーにはコミュニケーション力がすごく大事ですよね。

宇野:その解決のためになにをやったかというと、たとえば、ヤフー時代には全てのプロジェクトに自分が顔を出していた時期もありました。

加藤:ヤフーのプロジェクトって数が多そうなので、たいへんですよね。

宇野:デザイナーが組織を横断して、サービスの開発の最初の段階から、クリエイティブに関わっていく。その姿を他のデザイナーやいろんな職種のメンバーに示すのも自身の役割だと思っていました。

同じようなことは、前職のクックパッドでもよく議論していましたね。いわゆるデザインスキルよりも、さまざまな立場の人と、うまくコミュニケーションを取って、プロダクト開発をすすめていくことができるかどうかを評価するようにしていました。

入社の決め手は、noteがデザインに「本気」だったこと


ーヤフーやクックパッドを経て、いまnoteへの入社を決めたのは、何が決め手だったんでしょう?

宇野:一番決め手になったのは、加藤さんと深津さんのデザインにかける思いが本気だったこと。noteの本気を二人とお話しする中で感じられたのが大きかったです。

深津:ありがとうございます。

宇野:だって、深津さんのような優秀なデザイナーがCXOをつとめる組織に、私がCDOとして呼ばれること自体、普通はありえないですよね。そこにまず、本気を感じました。

会話する深津さん・宇野さんの写真

加藤:言われてみれば、たしかに(笑)。

深津さんはこれまでプロダクトというか会社全体のUXを見ていてくれていて、その延長でデザインを見ていた感じなんですよね。だから、そういう意味では、経営チームにデザイン専任の担当者はいなかったんです。だから僕としては自然な感じで宇野さんに声をかけました。

深津:今まで僕はいろいろやりながらデザインもみていたけど、そこを専任で宇野さんが担っていくイメージですよね。

加藤:そうなんです。宇野さんにデザインをしっかりと担当してもらい、深津さんにはよりプロダクトのUI・UXにコミットしてほしいと考えてこうなりました。

宇野:私は今までインハウスのデザイナーとしてキャリアを積んできたので、深津さんは自分にないところを持っている象徴的な存在なんです。

深津:ありがとうございます。うれしいですね。

宇野:一緒に働けるのがとても楽しみだし、いいシナジーを生み出せるのではと期待しています。

ーCDOとして宇野さんがご入社され、noteでは新しい体制が動き出します。

宇野:現在、CXOとCDOが両方存在している会社はほとんどないですよね。

深津:Googleには両方いますよ。

加藤:たしかに(笑)。これまでnoteには、CEO、CFO以外のCがつく役職として、CTOとCXOがいたわけです。今回、そこにCDOが加わるということで、テクノロジー、UXと同じくらいデザインを重視してやっていきます。

宇野:今はまだ少なくても、noteのデザインチームを見て、これから自社にもとりいれたいと考える会社が増えるかもしれません。

深津:そのためにも、noteとしてデザインチームのあり方やデザインの考え方をどんどん発信していきたいですよね。宇野さんは前職時代も、外部に向けて積極的に発信をされていました。

宇野:はい、そこはnoteでもどんどんやっていきたいです。

深津:noteでは昨年12月にも「世界に学ぶ、デザインとデザイン思考の伝え方」をテーマにイベントを開催したんです。富士通のデザイン思考のテキストブックプロジェクトを牽引された宇田哲也さん、高嶋大介さんをお招きして。

今後もクリエイターに向けて、デザインの学びにつながるようなコンテンツをnoteから発信していきたい。

宇野:早速、2月22日にもイベントを開催する予定です。CDOやCXO同士でデザインチームのつくり方を考えたり、参加者のお悩みに答えたり。

デザイナーが気になる業界の動向や、デザインの学びにつながる知見を、noteとしてどんどん発信できるのが理想です。

noteの先につくりたい未来がある

ー宇野さんに質問なのですが、noteだからできること、やってみたいことはありますか?

宇野:noteが取り組んでいる「クリエイターエコノミー」の実現は、noteに魅力を感じたそもそもの理由ですね。僕自身、ものづくりが好きなので。

加藤:宇野さんは、料理とか音楽も好きだし、机をつくる記事をnoteに投稿してくれてますよね。

宇野:僕自身もそうですし、それをみんなが楽しむ世界っていいなあと思っています。だから、noteというプロダクトの先につくっていきたい未来がある。そこに、自分が加わることでもっとおもしろい未来を実現できるのでは、と感じました。

加藤:noteのミッションは「だれもが創作をはじめて、続けられるようにする」なのですが、まさにそういうことを実現したいと思っています。

おっしゃっていただいたように、そこに共感をしていると、楽しいプロダクトだと思いますよ。自分がやるべき仕事をすれば、サービスが成長して、サービスが成長すると、結果的に自分にとってうれしい未来になるわけですから。

深津:本当にそうなんですよね。

3名の会話シーン写真

加藤:いまって、ネットによって人類の暮らし方が大きく変わっている時期ですよね。そのなかで、noteがある場合とそうでない場合とで、未来の社会が変わってくるぞと思ってやっています。

宇野:最近のクリエイターエコノミーの流れも、noteがずっとやってきたことですよね。noteはそれを実現できるインフラだと、私も思います。それにデザインという最高の武器を使って挑戦できる。今からとてもわくわくしています。

加藤:ありがとうございます。これからよろしくお願いします。

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