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バンド「juJoe」の平井拓郎さんがnoteで連載した小説『さよなら、バンドアパート』が映画化!

noteで、バンド「juJoe」ボーカル兼ギターの平井拓郎さんが連載した小説「さよなら、バンドアパート」が、2022年夏に映画化されます。平井さんは、2013年ごろのバンドシーンの思い出や小説作品をnoteに投稿したところ話題となり、2021年7月に『さよなら、バンドアパート』として書籍化。小説を映画化した本作品は、シネマート新宿ほかで全国公開されます。

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『さよなら、バンドアパート』

バンド「juJoe」のボーカルとギターを担当する平井拓郎の小説を映画化する「さよなら、バンドアパート」が、今夏公開。主演を清家ゆきちが演じ、森田望智、梅田彩佳、高石あかりらが共演。「ニート・ニート・ニート」の宮野ケイジが監督を務める。平井の同名小説「さよなら、バンドアパート」は、noteで発表され、当初から実体験に基づくリアルすぎる描写が多くの共感を呼んでいた。その後、わずか9カ月で書籍化。多くのバンドマンから絶賛の声が上がり、発売から間も無く映画化へと結びついた。

作品のあらすじ

(C)2021「さよなら、バンドアパート」製作委員会

都会の喧騒に揉まれながら、音楽の道に進みたいとささやかな夢を持っていた川嶋。大いなる道の手前で、まだ誰でもなく、何も持たなかったあの頃――彼の背中を押しステージへと導いてくれたのは、大阪で出逢ったユリだった。ミュージシャンとしてプロデビューを果たした川嶋だったが、そこには厳しい現実が待ち受けていた。

主人公・川嶋を演じるのは、バンドマンとして活躍した経験を持ち、俳優デビューとなった清家。森田は川嶋の運命の人・ユリ役、梅田がどん底期の川嶋に影響を与えるユキナ役、高石が10代の川嶋に影響を与える少女・美咲役として参加し、「KEYTALK」の小野武正が川嶋と音楽活動を共にする盟友のベーシスト・シンイチロウに扮している。また、松尾潤、上村侑、石橋穂乃香、阿南健治、千原せいじ、竹中直人といった多彩な才能が結集。ライブシーンでは「KEYTALK」のほか、「cinema staff」も本人役で登場する。

原作者・平井拓郎さん

1987年兵庫県神戸市生まれ。ロックバンドQOOLANDを結成し、ロッキング・オン主催コンテストRO69JACKにてグランプリ受賞。UNIVERSAL MUSIC JAPANでのメジャーデビューを経て解散。その後、ロックバンドjuJoeを結成し、無料CDを1万枚配布。1000日以上連続のnote投稿が話題となり、2021年に『さよなら、バンドアパート』として書籍化。
note:https://note.com/takuro_ Twitter:@Takuro_juJoe

原作者・平井拓郎さんのコメント

2013年、僕はロッキング・オンのコンテストで優勝しました。フェスが爆増し、ライブハウスのバンドがテレビに出まくり、手首にはめるゴムの輪っかが500円で飛ぶように売れた時代です。その頃の話をnoteに書いていたら同い年のバンド友だちが笑ってくれました。

ある日、知り合いから監督まで原稿が渡り、瞬く間に映画になっていて、目が覚めたら上映会でした。スクリーンから染み出る苦味は間違いなくあの日味わった苦味でした。友だちはバンドとしてバッチリ出ていました。

その夜、「俺たちがいたのはこんなにも小さな世界だったのか」と僕が言うと「あんなにも俺たちのすべてだったのにな」と言って酒を注いでくれました。

▼平井さんが映画化に寄せた想い

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