noteで生まれたマンガ『十次と亞一』が書籍に! 大正の下宿を舞台に絡み合う、二人の男の奇妙な縁
noteのコンテストをきっかけに連載された、コドモペーパーさんの人気マンガ『十次と亞一』が、8月28日(月)に新書館より発売されます。
今回の書籍化のもととなったのは、noteが主催するコンテストで入賞し、コンテンツ配信サイト「cakes」(現在はサービス終了)で連載されたマンガです。cakesのサービス終了後は、noteでも作品を公開。メンバーシップ(※)では制作の過程や本編のこぼれ話なども読者へ配信しています。
書籍には、描き下ろしの後日談も収録。複数の文学作品を下敷きに、売れない漫画家・小林十次と売れっ子幻想小説家・大江亞一、二人の男の奇妙な縁を魅力的に描く一冊です。
また本書の発売を記念して、著者・コドモペーパーさんの直筆サイン入り書籍をプレゼントするキャンペーンも実施します。ぜひ手に取ってお楽しみください。
noteでは、さまざまなテーマのコンテストでジャンルや形式にかかわらず多様な作品を募集し、クリエイターにデビューの機会を提供しています。noteは、今後もさまざまなコンテストで作品を募集することで、クリエイターが活躍する機会を増やしていきます。
※メンバーシップ:月額制のサブスクリプション方式でファンや仲間から支援をうけられるnoteの機能
著者・コドモペーパーさんのコメント
ペン画での漫画制作の発表の場所を探していて、noteのアカウントを登録しました。noteを選んだのは、自由で面白い試みの漫画が沢山掲載されていたからです。
『十次と亞一』は、普段親しんでいる明治・大正・昭和初期のミステリーをモチーフにした漫画を描いてみたくて作り始めました。江戸川乱歩をはじめ、好きな作品を詰め込んでいます。
単純に自分の楽しみのためだけの漫画でしたが、cakesでの掲載が始まってからは読者の方々にも楽しく読んでいただけるよう、担当さんの力を大いにお借りしながら制作しました。おかげさまで、想定していたよりもずっと面白い作品に出来上がりました。
十次や亞一と一緒に漫画の世界の中に入り込んで、作品を楽しんでいただければ嬉しいです。
新書館 担当編集者・熊谷文明さんのコメント
とにかくキャラクターが生き生きしていて、十次の描くマンガってこんな感じかなと思いながら連載を楽しみにしてました。
謎につつまれた亞一の過去が明かされていくミステリ感と、どこにもいけなくなった亞一の魂の救済の物語、妖しくも美しいコドモペーパーワールドを、みなさんと一緒に味わえたら嬉しいです。
著者プロフィール
コドモペーパー
福岡県在住。切り絵とペンの作家。昔話みたいな絵や漫画を作る。
note:https://note.com/codomopaper/
X(Twitter)・ペン画:https://twitter.com/codomopapercomi
X(Twitter)・切り絵:https://twitter.com/codomopaper
『十次と亞一』
売れない漫画家・小林十次(じゅうじ)は、ひょんなことから売れっ子の幻想小説家・大江亞一(あいち)と出会う。しかしこの男、浮世離れしていて手が掛かる。それにときたま、向けられる視線に妙な気迫があるような……。大正期の架空の下宿「緑館」を舞台に、複数の文学作品を下敷きにして描く、二人の男をめぐるミステリー。
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コドモペーパーさんの直筆サイン入り書籍を3名様にプレゼント
出版を記念して、コドモペーパーさんの直筆サイン入り書籍を3名にプレゼントします。プレゼントのキャンペーンは、本書の発売日となる本日(8月28日)より開始。ぜひご応募ください。
応募方法:
1)noteの公式X(Twitter) からのキャンペーンに関するポストをリポスト
2)noteの公式X(Twitter)をフォロー
※詳細は8月28日(月)13時ごろ、note公式X(Twitter)でご案内いたします。
応募期間:8月28日(月)13時〜9月4日(月)23時59分
抽選方法:
1)応募期間終了後、条件を満たした方の中から3名を抽選
2)当選者にはX(Twitter)のDMで当選の旨をご連絡します
書誌情報
『十次と亞一』
著者:コドモペーパー 発行:新書館 定価:1,650円(税込) ISBN:978-4403623653
発売日:2023年8月28日 判型:B6判 頁数:340頁
クリエイターの活躍の場を広げる取り組み
noteでは、クリエイターが活躍する場を広げるための取り組みを行っています。具体的には、noteで話題のクリエイターをメディアパートナーに紹介し、出版や連載につなげる「クリエイター支援プログラム」や、作品の露出機会を増やすことを目指した企画やイベントの実施、クリエイターがスキルや実績を表明することで、仕事の発注をスムーズに行いやすくなるなどです。
さまざまな施策を通して、noteがクリエイターが活動する際の本拠地になることを目指しています。