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noteのみんな

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noteで働く仲間の、お仕事noteや社員インタビュー、イベントレポをまとめるマガジンです。
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noteタイムセール機能のデザイン舞台裏

noteでは先日、タイムセール機能をリリースしました!販売期間を設定し、その期間中はお安く記事を販売できる機能です。 私はこちらの機能でデザインまわり全般を担当していました。今回はそのプロセスを残しておきたいと思います。 0. 何を作るか考える今回私は「どういう形態かまだ決まってないが、販促になりうる新しい販売設定を模索したい」といったまだふんわりした段階から担当しました。 ●他社調査でバリエーションを洗い出す まず、どんなセールがあり得るのか他社事例も加味しつつ洗い

noteに入社しました

こんにちは、小見と申します。 3ヶ月前にnote株式会社に入社しました。 自己紹介と一緒に、入社した理由、入社して感じたこと、社内外からベールに包まれているstabilityチームで何をしているのか書きたいと思います。 自己紹介改めまして、小見星司と申します。 プログラミング遍歴がCOBOLスタートと20代としては恐らく希少種です。 その後、転職をして前職のスペースマーケットにて本格的にWeb開発やクラウド(主にAWS)を触る様になりSREとして開発・クラウド周りの構築や

【雑記】noteに入社して2年が経ちました

おはようございます。 毎日、毎週、毎月書いていこう!と事あるごとに思いますが、前回のnoteが3ヶ月前ということで、いやはや。 そんな中、「下書きでもアップしたらいいじゃない」という心強いお言葉をいただいたので、下書きでもアップしてみたいと思います。 現在の仕事で感じていること入社1年目は「Trust & Safety ユニット」というチームの中にある、noteの中で利用規約違反に該当するコンテンツがあった場合に対応を行うパトロール業務や、その過程で顧客対応を行う業務の

noteのプロダクト開発組織における、編成と意思決定の変遷を辿る

事業や会社のフェーズが進み、社員数が増え、組織化が進むなかで、組織編成・意思決定のしかたは変わっていくものです。 noteも例に漏れず、その時々の事業状況・組織状況に応じて度々組織を再編してきています。 この記事では、これまで/いまの組織編成の変遷とその背景を解説していきます。 「とにかくがんばる」から「組織化」へ〜2021年の組織の変遷は、過去の対談記事で詳しく紹介されているため、この記事での説明は省略し、2021年以降にフォーカスを当てていきます。 2021年:プ

デザインと事業成長の好循環をつくる秘密 〜noteの『ズル』ができないプラットフォーム体験の裏側〜

こんにちは。noteのCDO(Chief Design Officer)の宇野です。 今日は日ごろ面談をしていてよく質問をいただく、noteの事業と体験のデザインの密接な関係についてお話しましょう。 僕らは上場企業として利益を上げるという責任を持っています。とはいえ売上を上げるためにユーザー体験やデザインを犠牲にすることはなく「きれいな世界」ができているのはなぜなのか?これについてよく質問を頂くのです。 今回は事業KPIとユーザー体験の両立をnoteがどのようにしているの

ミッションドリブン・バリュードリブンなnoteのプロダクト開発を、プロダクトマネージャー視点で紐解く

note株式会社では、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションの実現を目指し、行動指針である6つのバリューに基づいて日々の意思決定を行っています。 この記事では、プロダクト開発の各工程でどんなバリューを重視し、どのように行動しているか?を、プロダクトマネージャーの視点から紐解いていきます。 noteの日々の活動を支える"バリュー"「ミッションを実現するための社員の行動指針」として6つのバリューを定め、バリューをガイドラインとしてメンバーが自律的に働い

CAMPFIREを卒業し、noteにデザイナーとして入社しました 【入社エントリ】

2024年8月31日をもって、5年3ヶ月間在籍した 株式会社CAMPFIRE を退職しました。 9月からは、note株式会社 のプロダクトデザイナーとして新しい挑戦を始めています。今日で1ヶ月が経ちます。こういう類の時間の経過の速さは、ずっと理解できないままなんだろうな。日々新鮮さと驚きの連続で、汗と涙と(?)ワクワクが入り混じりながら走っています。 わたしにとってのnoteこれまでに経験したことのないプラットフォームだった noteは私が苦手であった「発信」という壁を

RubyKaigi2024のnoteブースに立って英語対応で感じたこと

去年に引き続きRubyKaigi2024のnoteブースに参加しました。 主に英語対応してたのでそのあたりの感想を書きたいと思います。 あなただれnoteでフロントエンドエンジニアとして働いています。たまにフロントエンド関連の記事を書いていたりしますが、普段は趣味のコーヒー(主にエスプレッソ)の記事を書いています。 noteブースでやってたことnoteのブースでは主に以下のことをやっていました。 通りがかりの人に声をかけて立ち止まってもらう noteの説明をする 雑

社会人6年目、noteに中途入社した私の価値観

こんにちは 2024年5月からnoteでプランナーとして働きます(働いています) 初めてのnote投稿でドキドキですワラ 今回は、私の「なぜnoteで働く?どんな価値観なん?」がテーマです 社内の人には自己紹介として読んでいただき、 社外の人には「noteにはこんな人が(愛を持って)働いているんだ」と思っていただければと思います 人生ゲームを、1から作り直せるなら?これは、私の尊敬する前職の先輩が、飲み会の話題にしていたものです うーんなるほど確かに。としばらく考えま

ポートフォリオって必要ですか? 〜採用フローから消したポートフォリオの話〜

こんにちは、noteのCDOの宇野です。 今日は、note社のデザイナー採用において、ちょっと思い切った意思決定をしたので、それについて書いてみます。 それは、デザイナーの採用面接時に、ポートフォリオの提出を必須としないことです。 ポートフォリオってなんのためにあるんだっけ?ひとくちに「デザイナー」といっても様々な職種がありますが、そのほとんどの方がポートフォリオを一度は作ったことがあると思います。まだプロとしての仕事をしていない方でも、入社時にポートフォリオの提出を求

noteが10周年をむかえました。

noteは2014年の4月7日にサービスを開始しました。 本当に多くの人に使っていただいていて、関わってくださったすべてのみなさん感謝しています。ありがとうございます。現在のユーザーID数は700万超、投稿された記事の数も4000万を超えています(くわしい数字は近日中に発表します)。 この機会に、あらためてなぜこのサービスをつくろうと思ったのかを書いてみます。 ぼくはもともと出版社で編集者をしていました。 編集者の仕事は、作家のものづくりを手伝う仕事とよく言われます。

AIとブランドを作る。UXライティングにAIを活用する方法

今回のテーマは、「どのようにブランドを守りながら、UXライティングでAIを活用しているのか。」というところです。 note社では、社内のさまざまな領域でAIを活用しています。 これらAIを活用していますが、AIで全自動で作成してはおらず人とAIが協業しながらやっています。 色々この辺り試している中で、個人的に考えているAIとうまく協力するポイントである「できることを分類しておく」ということと「ブランドを守る」の2点について今回はまとめたいと思います。 1 分類して使い

「誰もがつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側

2024年3月13日に開催されたFigma Japan2周年記念イベントTHE WAYS WE WORKに登壇しました。本記事は「誰でもつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側」というテーマでお話させていただいた内容です。 noteのイラストシステム「JOY」とは?2024年3月13日、noteのイラストシステム『JOY』を発表いたしました。 この「JOY」という名称には、誰もが楽しく、楽にイラストを作成できるように、という想いが込められています。 イラ

特別休暇の振り返りレポート

2022年9月に発表したnoteの4つの人事制度パッケージ。これまでにはなかったたくさんのサポートが増えました。 このnoteでは、導入から1年半を迎えた「シックリーブ」「大切な人のケア休暇」について、定量的な振り返りをしながら利用の傾向などをシェアできればと思います。 制度のおさらいまず、なぜ2つの休暇が新たに作られたのか、改めて目的をおさらいしましょう。 労務の浦田さんのこちらのnoteにくわしく書かれていますが、 「もっと働きやすく、もっと成果を出す」を目指すにあた