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noteのみんな

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noteで働く仲間の、お仕事noteや社員インタビュー、イベントレポをまとめるマガジンです。
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記事一覧

爆速でAIアシスタント(β)をリリースするために、デザイナーがしたことのすベて

今日、noteの新機能として「AIアシスタント(β)」をリリースしました! このプロジェクトでわたしはデザイナーを担当したのですが、開発チームとしては4,5人ほど、発足から3週間、開発開始から2週間でリリースするという爆速プロジェクトで学びも多かったので、リリースのためにやったことをまとめてみます。 提案するまで(1週目)最初はまだAI機能を組み込むことが決まっていない時にお話をいただいて走りだしました。この頃はリリースの目処ももう少し先に立てていて、まずは「AI機能をno

開発環境ととのう補助でデスクがととのった話

2022年、夏あれはnote社への入社が決定したものの、前職での圧倒的な引き継ぎタスク量に心が折れていた頃… 現実逃避でnoteを眺めていた私に衝撃の記事が飛び込んできた。 「入社時のPC周辺機器購入費用として、5万円まで支給」 僥倖…!なんという僥倖…! 人事の方からも新制度として連絡いただいて、購入は入社後ということだったので、早速イメトレを始めました。 買ったものそんなこんなで入社日がやってきて(記事宣伝) イメトレはムキムキに仕上がっていたので、入社後早々

noteへ入社して3年。社員倍増、職種変更、上場を経験した日々を振り返る

noteへ入社して丸3年。社員数は倍増、職種は事業開発からマーケティングへと変わり、みなさんのおかげで上場も経験させていただきました。 とても3年とは思えない濃密な時間。これまで節目に書いてきたnoteとともに振り返ります。 noteで振り返る3年間 入社したのは2020年3月。当時のnoteを読み返すと、noteの世界観が好き!という想いと、個人事業主として働いていた寂しさが文面にもにじみでていて、「一緒に働く仲間が見つかってよかったね🥲」自分のことながらそう感じまし

noteはチャットAIとどう共生するのか?

先日、noteがGPT3を使ったAIアシスタント(β)を公開しました。 noteが文章生成AIに手をだす!? …って、「文を自動生成したらnoteのよさが失われるんじゃないの!? 」と思う人もいるでしょう。 noteがAIとどう共存し、どんなことを考えどんなことをしていくのかを、広報チェックのもと徒然なるままに書いてみます。 noteの考える文章AIは、あくまでクリエイターの相棒まず最初に答えをいってしまえば、そういうことです。 noteが考えるChatAIのある世

「成長しなきゃ」という強迫観念から距離を置いてみた

「ゲームで遊ぶことが出来なくなった」 このような話を時々周りの人にしてきました。続けて、こうも言っていました。 「自分は今、ゲームをしていていいのだろうか…という気持ちになる。その時間を勉強したり本読んだりした方が良いのでは…?と思うとできなくなった」 そのような「何かをやることによって成長しなきゃいけない」という強迫観念のようなものから距離を置いてみた話をします。 元々は違ったはず振り返ると昔はゲームにかける時間は多かった方だと思います。 大学生の頃は講義の合間に

わたしがnoteに入ったわけ

この度、ご縁いただいて、noteに入社いたしましたので、初エントリーということで、書いてみたいと思います。 忙しい方向けのために、「なぜnoteに入ったのか」、先に要点を書きます。 以上です。 よく、自己啓発本のamazonのレビューを見ると、「目次を読むだけで十分」やら、「タイトルが全てを表している、内容は読まなくてい」という評価がありますが、あれは、とてもいいことだと思いますので、それを目指しました。 では、あとは、自分勝手に書いていってしまいます。 今の私

イベント記事タイトルをChatGPTと一緒に考えた過程をまとめてみる

2月9日(木)に開催するイベントの告知記事を公開しました。 「ChatGPTが話題らしいけどそもそも何?」と思う人(= 自分)が増えているこのタイミングで、初心者向けに解説する趣旨で企画しました。 このイベントを告知するにあたって、記事の草稿・タイトル案を自分で書いてみたのですが…どうも一片通りでおもしろくない。いろんな人に興味をもってもらいたいので、期待感をもってもらえるようなトーンを追加したいと思い、ChatGPTとともにアイデア出しをしたので、その過程をまとめてみよ

note株式会社に入社しました【サーバーサイドエンジニア】

はじめまして。nishiokaです。 2022年12月にnote株式会社にサーバーサイドエンジニアとして入社しました。 noteというサービスはもちろん存じ上げていましたが投稿したことはなく、プラットフォームを提供する立場としてサービスそのものやアウトプットするということをより理解するためにも、まずはいわゆる入社エントリを書かせていただきます! 緊張のあまり震えながらキーボードを叩いているので、多少の誤字があっても許してくださお。 自己紹介プロフィール 名前 nish

2022振り返り〜実は東証に行くことに特別な思いがあった村岡〜

本年もよろしくお願い申し上げます。 ということで年明けちゃいましたが、昨年を振り返りたいと思います。 とはいえ、大きくは2つぐらいしかないのですが。 新居が完成。大宮にお引越しここで色々まとめており、かつ家が完成したあとに完全に更新が滞ってしまってるのですが(更新はしていく予定です、、) 6月に新居が完成し大宮に引っ越しました。 10年住んだ高円寺から離れることは、辛いところもありましたが、いまのところ大宮なんでもあってとても良いです。 あと、このnoteは半袖、短パ

上場準備を終えて-現場責任者から見た上場準備-

0 上場2022年12月21日、note株式会社は東京証券取引所グロース市場に上場しました。 準備にかかわりはじめた頃に宿った双子は2歳半になりました。 ここに至るまでは本当にいろいろなことがありました。 1 上場準備チーム上場準備は、上記のフローに沿って進みますが、私は、予備調査後、内部体制の整備から関わり始めました。 もともと法律事務所で弁護士をしており、note社には1人目の法務として、業務委託で関わり始めましたが、その後、上場準備にも関わるようになりました。現在

2022年を振り返って自分を全力で褒める

友人が企画した「褒め会」がとても良かった。大人になると褒められる機会がなくなる。それだったらお互いを褒め合おうじゃないか、ということで、頑張ったことを発表し合う会を開催。年末に行うことで、1年の振り返りにもなる。良い気分になったついでに、今年1年を記録に残しておこう。 20年の仕事人生で一番満足いく1年だったnote社の法人向けサービスnote proの事業責任者になって、20人近くのメンバーを率いることに。最初は不安もあったけど、メンバー、上司、会社と仕事に恵まれて、事業

事業にかかわるスタートアップ法務について考えていることー白と黒とグレーのはざまで

0 はじめに法律事務所でさまざまなケースに触れた後、note株式会社では、1人法務からはじまり、現在は法務室長・クリエイターエコノミー協会の事務局長などをしています。 1 事業にかかわるスタートアップ法務のマインドスタートアップは、会社として、早期に大きく成長していくことが求められています。 そのため、法務としても、違法なこと=「黒」は許されませんが、 なるべく事業部を後押しするようにリスクマネジメントしていくことが重要だと思っています。 そのため、 事業部から「黒」な「

note 社の AWS 権限設計の変遷を辿る

いつの世も人々は権限設計に苦しめられている。そうは思いませぬか。 ご多分にもれず、ぼくも note に入ってからというもの AWS の権限設計をどうしてやろうかと、あれこれ思い悩みまくった人間でした。 組織が変われば権限も変わる。誰が何をしたいのかなんてとても把握しきれないし、かといって全員に Administrator を割り振るような豪胆さも持ち合わせておらず。組織再編が繰り返される中で、なんとか運用に耐えうる設計を考え、実装しようと試みた内容をまとめたのがこの not

「スタートアップ冬の時代」に上場する。〜noteのIPOに際して〜

2022年12月21日、note株式会社は東京証券取引所グロース市場に上場しました。ここまで来るのに様々な困難があり、IPOを支えてくださった関係者の方々、なによりもnoteを利用いただいているクリエイターやユーザーのみなさまに感謝を申し上げます。 今年は長年続いてきた株式の上昇相場が転換期を迎え、グロース株を中心に株式マーケットが大きく崩れ、「スタートアップ冬の時代」とも呼ばれました。この特異な環境下でIPOに至った当事者の立場から、激動の2022年の振り返りも兼ねて、今