見出し画像

連続ドラマ化決定!話題のノンストップスリラー星月渉さんの創作大賞W受賞作がついに書籍化

応募総数33,981件の日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2023」で、光文社文芸編集部賞とテレビ東京映像化賞をW受賞した、星月渉さんの小説が書籍化。受賞作品に改稿を重ね『私の死体を探してください。』として、光文社より7月24日(水)に発売されます。

失踪したミステリー作家が遺した最後の謎……
暴走する暴露ブログの先にあるのは、破滅か、救済か?

ブログで自死をほのめかし「私の死体を探してください。」という文章を残して消息を絶ったベストセラー作家・森林麻美。担当編集者の池上は、新作原稿と人気シリーズのプロットを手に入れるため麻美を探すが、その後も麻美のブログの更新は続き、さまざまな秘密が次々に暴露されていく。ブログの内容に翻弄されていく関係者たち。果たして麻美の目的はーー?そして麻美は本当に死んでいるのかーー?

なお本作品は、9月3日(火)よりテレビ東京で連続ドラマも放送が開始されます。(火曜深夜24:30〜25:00 「​​ドラマチューズ!」の枠にて全6回放送予定)。人間の醜い欲望が溢れだすノンストップスリラーとなった本作品。ぜひ書籍・映像の両方でお楽しみください。


著者・星月渉さんのコメント

noteは時々エッセイを投稿する程度で長編小説を掲載したことはありませんでした。創作大賞の告知を見かけて、どうしようか迷っていたところ、たまたまそんな私のX(Twitter)での呟きにnoteの運営さまが長編小説の投稿方法をリプライで教えて下さったことに背中を押されるように応募しました。受賞は嬉しい驚きでした。

「死んだ妻のブログの更新が止まらない」死人に口なしどころか死人に拡散力のある大きな口がついていたら?
そんなところから麻美さん以外の登場人物と同じように読者さまを翻弄できたら、とストーリーを膨らませていきました。ぜひ最後まで読んでこのお話の真相にたどり着いていただきたいです。よろしくお願い致します。

光文社 担当編集・永島大さんのコメント

社内での最終選考会、星月渉さんの作品がずば抜けて面白く、一瞬で満場一致の結論が出ました。とにかく展開が早く、次は何が起こるだろうとどんどん先を読まされてしまう感覚。クズとしかいいようのないキャラクターなのに妙に愛着が湧いてしまう人物造形の巧さ。読者を楽しませることを最優先に、そのためのテクニックを持った書き手だと感じました。しかし、WEB小説では利点だった展開の速さが、単行本化にあたっては書き込み不足で物足りなく感じる部分も多く、その点をご相談しました。重要なポイントとなる作中作(主人公の作家が書いた小説)をプロットから見直し、質、量ともに大幅に改稿したことで、登場人物たちの心情がより深く描かれ、作品全体の読みごたえが数段アップしました。noteで読んでいた読者もどのように変わったか、ぜひもう一度楽しんでもらえればと思います。

著者プロフィール

星月 渉(ほしづき わたる)

星月 渉さんのプロフィール写真

岡山県津山市出身。兵庫県姫路市在住。
小説投稿サイト「エブリスタ」を中心にWEB小説を多数投稿。2017年、『三毛猫カフェトリコロール』で作家デビュー。2019年、『ヴンダーカンマー』で第1回エブリスタ×竹書房最怖小説大賞を受賞。2023年、本作『私の死体を探してください。』でnote主催の創作大賞2023光文社文芸編集部賞とテレビ東京映像化賞をW受賞した。
note:https://note.com/hoshizukiwataru/ X:https://x.com/hoshizuki0

『私の死体を探してください。』

著者:星月 渉 発行:光文社 定価:1,760円(税込) 
ISBN:978-4334103576 発売日:2024年7月24日 判型:四六判 頁数:236頁

クリエイターの活躍の場を広げる取り組み

noteでは、クリエイターが活躍する場を広げるための取り組みを行っています。具体的には、noteで話題のクリエイターをメディアパートナーに紹介し、出版や連載につなげる「クリエイター支援プログラム」や、作品の露出機会を増やすことを目指した企画やイベントの実施、クリエイターがスキルや実績を表明することで、仕事の発注​​をスムーズに行いやすくなる仕事依頼タブ機能などです。さまざまな施策を通して、noteがクリエイターの本拠地になることを目指しています。


最後まで読んでくれた方へ。note社の様子や採用情報などをX(Twitter)で発信しています!