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note pro導入企業の声を紹介します

2019年3月にリリースした"ファンに届ける企業の情報発信プラットフォームnote pro"。おかげさまで、多くの企業で活用されています。

この記事では、実際に利用している担当者の方に「オウンドメディア立ち上げの狙い」「プラットフォームにnoteを選んだ理由」「利用しながら感じていること」を伺いました。

各社、メディア運営の目的はさまざまです。自分たちのめざすメディアに近しい姿があれば、ぜひ参考にしてみてください。

キリンビール

キリンが運営するnoteでは、掲げるミッションや各ブランドの「想い」をていねいに届ける役割をベースに置いています。

noteをオウンドメディアを構える場所に選んだのは「想い」のある長いコンテンツがしっかり届く風土ができている点。そして「投稿コンテスト」ではキリンからのメッセージを受け、共鳴していただいたnoteクリエイターが作るコンテンツを通してフォロワーにつながり、新しいファンを獲得するきっかけを作ることができると思ったからです。

コンテンツを軸にブランドやテーマ毎に小さなコミュニティができ、それを可視化して新しい仕掛けができると思いました。

共感した読者がSNS上で拡散し、新しい読者を呼び込んでくれる点にも魅力を感じました。noteでは1本目の投稿からTwitterで拡散され、非常に多くの反響があり、今まで獲得できなかった層へコンテンツが届いているのを実感しています。

実際に投稿コンテスト「#社会人1年目の私へ」の投稿数は3,000件を超え、noteユーザーの熱量の高さを感じました。今後、キリンのブランドやミッションを伝えることを通じて、キリンのファンが集まる場になることを期待しています。



COMEMO(日本経済新聞社)

COMEMOは、ニュースや書籍、体験などから得た気づきや考えを日々、記録・共有することができる知見シェアサービスとして2017年7月にスタート。新聞を読まない若い世代にリーチし、日経ブランドを知ってもらうことも目的としています。

さまざまな分野で活躍する専門家のキーオピニオンリーダー(COMEMO KOL)が社会に対して抱く課題意識や、専門領域での蓄積された知見が発信されています。彼らの知見を通して世の中を新たな視点で見ることに加えて、読者自身が意見を投稿することもできます。COMEMO運営はnote上で「#COMEMO」の付いた投稿を巡回して、良いものを取り上げています。

個人が投稿するコンテンツを通して人々がつながり、世の中をより素晴らしいものに変えていこうとするnoteの世界観は、COMEMOと根底の部分で共通していたため、2018年12月にnoteへ引っ越しをしました。

note proは、機能的に投稿、フォロー、フィードバックの三拍子が揃っており、不具合や機能改善もすこぶる対応が早いのに驚いてます。自社開発ではとても成しえません。

さらに、note利用ユーザーは、投稿にフィードバックする人が多い。読者との距離感が近い。自社開発で運営していたときと比べて、スキがつく割合が高まりました。発信したことが届いているのを実感できる場だと感じています。

日経が推すキーオピニオンリーダーの知見をシェアする「COMEMO」がnoteでリニューアルスタートしました。あらためて自己紹介します。に加筆)


Zaim

Zaimでは、採用の裾野を広げるためにnoteを使いはじめました。ほかのブログサービスと比較しても、noteは一番デザインが美しく、操作性がシンプルでわかりやすかったのが決め手です。

また社員複数人で投稿することを前提にしていたので、マガジン機能を利用して、個人アカウントに紐付いた投稿ができるのも魅力的でした。一人ひとりがそれぞれの立場から、現場で本当に思っていることを書いてもらいたい。個人に紐付いた記事であれば、もしこの先社員が退職することがあったとしても、彼らがこれまでどういう仕事をやってきたか、彼ら自身のプロフィールや財産になると思いました。 

noteでは記事の最後にWantedlyのURLを貼っていて、エントリーは週間比で1.5倍に増えました。社内の変化では、それぞれの会社への思いを知ることができて、自社への思いが高まっているように感じます。社内に眠っている価値に改めて気づくこともあります。(採用に効果アリ! 家計簿サービス Zaim のnote活用術#noteクリエイターファイル より)


早川書房

早川書房にとって、noteは編集者が書籍を売り込む「WEB版のPR誌」。自分たちの媒介以外の読者へ届けたいときに使っています。

本や雑誌を担当している編集者全員で、noteの担当者がいるわけではなく、誰がいつ記事を更新してもいいことになっています。自分が担当した本を宣伝するために、あとがきを載せたり、レビューを転載したり、著者インタビューを行ったり、各人の裁量でnoteを活用しています。

実際にnoteは企画の種になったり、売り上げにつながったりしています。特に電子書籍のセール告知はすさまじい効果がありました。セール中の海外SF300点以上を一覧にしたnoteは、 記事を読んだ人の2割以上が購入してくれています。

今後は、音声や動画など新しいことにもチャレンジしてみたいです。もっと読者と連動して、作品の感想が随時更新されていくファンサイトのような場所をつくることができたら面白そうだと考えています。(noteはWEB版のPR誌。早川書房の編集者が、noteを使って担当書籍を売り込む理由 #noteクリエイターファイル より)


minne

手作り・クラフトなどの販売・購入が楽しめるハンドメイドマーケットminneは、ハンドメイド作家をサポートする場としてnoteを活用しています。

もともとIID世田谷ものづくり学校をはじめ神戸と福岡にもある「minneのアトリエ」では、個人で活動する作家さんたちの悩み相談に乗ったり、アドバイスをしたり、コンサルティングに近い取り組みをしてきました。サポートを通じて聞いている作家さんたちの悩みの根本は同じなんです。より多くの作家さんのお役に立てるように、ネット上で情報発信をしたいと考えてnoteを立ち上げました。

HTMLなどに詳しくないスタッフも簡単に投稿できることもひとつの条件だったので、アカウントをつくって、投稿して使いやすさなどを確認してあらゆるブログサービスを試しました。その結果、noteが一番、必要なものが揃っていて、使いやすく、見やすい環境にあったんです。意思を持ったユーザーさんが多いのも決め手になりました。

minne学習帖では、写真の撮り方やSNSの活用方法など、作家さんはもちろん、そうでない人たちにも役立つ情報を掲載しています。より多くの作家さんがインターネット上で課題解決ができることを目指して、地道に発信を続けて行きます。(ハンドメイド作家をサポートするminneさん #noteクリエイターファイル より)


レオス・キャピタルワークス

投資信託「ひふみ」を運用するレオス・キャピタルワークスでは、中長期的なブランド戦略の一環で「ひふみラボ note」の運営を始めました。

「投資の本当の楽しさ、面白さをあれこれ考える "研究所" 」をコンセプトに、これまで「投資」が縁遠かったような方にも、レオスの理念や活動の様子を知っていただくのが目的です。

今まで自社サイト内にもオウンドメディア(ブログ)は持っていましたが、より社外に向けた新しい広がりを求めていたところ、noteを知って「ここだ!」とピンときました。

noteユーザーの皆さまは、知的好奇心が旺盛で、かつ穏やかで平和な雰囲気があり、レオスの社風や「ひふみ」という商品との親和性が高いと思いました。

週2-3本のペースでコンスタントに更新できているのも、まずはシンプルで使いやすいから。noteディレクターの方からコンテンツのアドバイスを頂いたり、noteユーザーの方にイベントレポを書いていただいたりして、実際に新しい層に情報をお届けできています。

noteという場は "出島" のようなイメージ。今後もユーザーの皆さまと楽しく自由に交流しながら、新しい価値を共創してきたいです。




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