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メンバーインタビュー「財務戦略本部 鹿島さん」

価値観や雰囲気がフィットする方と一緒に働きたい。中の人をもっと知ってもらいたい。そんな想いから、ピースオブケイクで働く社員を紹介している「#noteのみんな」シリーズ。

今回は、ピースオブケイクCFOの鹿島幸裕(かしま ゆきひろ)さん。外務省、カカクコムほか数社を経て、現在はコーポレート業務を一手に担っています。

【プロフィール】鹿島幸裕
1983年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業、スタンフォード大学MBA。外務省、外資系戦略コンサルティング会社を経て、株式会社カカクコムの食べログ本部において新規事業の責任者や全社の経営企画部長を経験。その後全国で100以上の店舗を展開する美容室チェーンのCFO兼CAOを経て、現職。ピースオブケイクでは、これまでの経験から戦略・財務を中心に、コーポレート系全般を統括。

鹿島さんのキャリアは、一見するとかなり珍しいと言えるかもしれません。

東京大学卒業後に、外務省でキャリアをスタートさせ、スタンフォード大学ビジネススクールへの留学を経て、コンサル、IT企業を経験。ピースオブケイクの前は、全国に店舗を展開するサービス企業のCFOをしていました。

規模や業種が多岐に渡るキャリアを歩んできた理由を尋ねたところ、至極シンプルな回答が返ってきました。

多くの人が使うサービスに携わりたい

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世の中に大きなインパクトを与える仕事をしたいと考え、官僚としてキャリアをスタートしました。その後留学したスタンフォード大学で多くのスタートアップが世の中にインパクトを与えている姿を目の当たりにしました。MBAを取得後、コンサルを経て、IT企業のカカクコムで食べログの新規事業開発などをしていました。

食べログのように多くの人が使い、自分も好きなサービスに携われることを魅力に感じ、その後のキャリアも顧客接点が多い業態を経験しました。

根本的なモチベーションは新卒時から変わっておらず、世の中に良いインパクトを与えられる仕事がしたいというものです。インパクトの与え方は様々だと思うのですが、その一つの形として、多くのユーザーが使っているサービスに携わりたいというものがあります。

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全員で『誰もが創作をはじめ、続けられるようにする』を目指す

ピースオブケイクに入ったのも、noteのユーザーとして使っていてサービス自体に親近感がありました。それに加えて、多くのユーザーやクリエイターに使っていただけるサービスであるという点が決め手となりました。

また、ピースオブケイクの目指す方向性が自身のやりたいことに近かったのにも惹かれました。ピースオブケイクでは「誰もが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションとして掲げています。個人的には、この夏に当社と日本経済新聞社との資本業務提携を発表した際に出た以下の鼎談記事に書かれているような、「個人発信で、エンジニアに続く、会社員のスターを生む」ということにも関心があります。

noteでいうところのクリエイターは、作家やアーティストなど狭義の意味でのクリエイターだけではなく、noteを通じて情報発信する人はみんながクリエイターだと考えています。IT分野だと経営者やエンジニアを中心にスターが生まれていますが、ビジネス職やコーポレート系の職種だと、そもそものネット上での情報発信があまりなされていないこともあります。それが理由でこうした職種の方々は、エンジニアのように個人で有名、という人が少なくなっているのかなと思います。日経さんとの鼎談記事に現れているように、noteでエンジニアはもちろん、非エンジニアでも個人で情報発信していける世界観を創っていきたいと考えており、当社のコーポレート部門もそういうチームにしていきたいと考えています。

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コーポレート部門の根幹を支える「経理・管理部門責任者」と「CSマネージャー」を募集中

現在鹿島さんは、CFOとして、コーポレート部門の統括もしています。

会社としては、先ほど触れた日本経済新聞社などからの資金調達を終えて、サービス、事業、組織を更に成長させていこうというタイミングです。CXOの深津が以下の記事で触れているように、お金は手段でありゴールではないので、私の主な仕事としては資金調達で得た資金でいかにリソースを獲得し、それを使って仲間とともにピースオブケイクの目指す場に辿り着くための戦略を作り、実行するかということを考えています。

戦略を実現するためには、一緒に働く仲間が何よりも重要です。
人材はあらゆる職種で募集していますが、直近で採用したいと考えているのは「経理・管理部門の責任者」と「CSマネージャー」です。

どちらにも共通する要件としては、スタートアップで未整備のことが多い中で、柔軟に動くことができ、仕組みから一緒に創ることができる人。また、そのような状況を楽しむことができる人。そして、上で述べたような、ピースオブケイクの目指すミッションや方向性に共感いただける方が理想です。

経理やCSの文脈でいうと、まだチームが固まっているわけではないので、自分がメインで仕組みやチームを作ることができるという点は、今回の募集で新しくJoinされる方にとって魅力的だと思います。普通の会社ではあまり異動等がない職種だと思うので、急成長しているサービス・事業にこのタイミングに責任者として携われるのは代え難い経験で、チャンスだと思います。

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少数精鋭からの脱却と、チーム作りを目指す経理・管理責任者

個別に触れると、経理・管理部門についてはこれまで少数精鋭で運営してきましたが、会社の事業規模や社員、外部のパートナーなどステークホルダーが増えるにしたがって、業務内容も多岐に渡り、会社の成長に合わせた体制としていく必要があります。

まずは経理をしっかり固めたいので、スキルとしては経理業務を中心とした経験を積まれてきた方を募集しています。それに加え、会社としては経理管理などコーポレート系の業務が質・量ともが増していますし、外部監査など社外のプレイヤーとやりとりする機会も増えていますので、経理だけではなく管理部門全体を統括したいという方が適任かと思います。成長するスタートアップで新しい取り組みもどんどんチャレンジできるので、一緒に攻めの経理・攻めのコーポレートを実現しましょう。

noteのCSに必要不可欠な2つのこと

CSについていうと、noteのユーザー数が伸びてメディアとしての注目が増すに連れて、ユーザー・クリエイターからの問い合わせも増えています。カスタマーサポートに寄せられた問い合わせにしっかりと答えるというのはもちろんですが、ユーザーやクリエイターに継続してサービスを使っていただくことはnoteの成長の源泉なので、ユーザー・クリエイターの満足度やロイヤリティを上げるようなカスタマーサポートを実現したいと考えています。

理想とするのは、CSが有名なアメリカの靴のECサイト『ザッポス』のように、CSがファンを増やし事業やサービス成長のドライバーとなるような、攻めのCSにしたいと考えています。CSはユーザー・クリエイターとの一番の接点になるチームですので、開発やディレクターと連携してサービスのカイゼンやグロースに繋げるという役割も期待しています。CSが起点となって、サービスや顧客体験を向上させていきたいですね。

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取材後、「事前にもらっていた質問に対する私のメモ書きを参考までに共有します!よければ記事作成のときに参考にしてください」と、Slackでテキストが送られてきました。

そのメッセージには、自分のざっくりとした質問に対して綴られた、きちんとまとまったテキストが書かれていました。

日々忙しくマルチタスクで仕事をこなす中で、懇切丁寧に対応してくれる鹿島さん。1時間ぴったり話を聞いたとき、鹿島さんの人となりがわかったような気がしました。


ピースオブケイクでは、新メンバーを募集しています。少しでも興味がありましたら、ぜひご応募ください!

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