クリエイター同士の出会いが生まれる「note place」ができるまで
※note placeは2023年6月、東京・外苑前から四谷に移転しました。
本記事の内容は、旧note placeのご紹介となります。
新しいnote placeの情報はこちらよりご覧ください。
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noteは、創作を続けるためにクリエイター同士の出会いが生まれる場所として「note place」を6月16日に開設しました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、まだほとんどの方に直接お越しいただけないのが現状です。
noteのオフィスと同じように合わせて白で統一された空間で、どこかnoteのサービスらしい優しさのある空間になっています。
そこで、note placeができるまでの様子を、代表の加藤やCXOの深津をはじめ、社員の細部までのこだわりやDIYしている裏側も大公開!完成したnote placeをご紹介していきます。
イベントホールやスタジオ、キッチンスペースも完備
note placeの入口ではnoteのロゴがお出迎え!その隣にある大きな本棚は、noteや姉妹サイトのcakesから書籍化されたクリエイターたちの書籍がずらりと並んでいます。
note placeの面積は260平米。その広さを活かして、用途に応じた4つのスペースが整備されています。ホール、キッチン付きのラウンジ、スタジオ、ミーティングルームがあります。
ホールではソーシャルディスタンスを保った最大50名(通常時は200名想定の会場)のイベントから小規模なコミュニティのオフ会やワークショップ、スタジオ収録まで幅広い用途に使えます。
カメラや照明、高速インターネット回線など、快適な配信のための設備を取り揃えています。ホールにはイベントやワークショップに活用できるリモートカメラシステムもあります。
ラウンジには大きなキッチンも完備。
サービスの世界観と同じく、すべてのアイテムを白で揃えています。noteも“真っ白なノートに作品をつくっていく”ような感覚で、だれもが自分の場所だと感じられるようなシンプルでプレーンなUXやデザインにしています。
会場のどこを見ても「noteらしい」と思ってもらえるようにしました。
なぜnote placeを作ったの?
より多くの出会いをもたらして「創作」の後押しをするために、note placeは誕生しました。
noteのミッションは”だれもが創作をはじめ、続けられるようにする”こと。ひととの出会いは「創作を続ける」後押しになると考えて、note placeができる前から毎日のようにイベントを開催してきました。
クリエイター同士が出会って交流すると、その刺激が新たな創作のきっかけになります。クリエイターと読者の出会いは、作品の感想や応援の声が届けられてさらに創作を続けるモチベーションとなります。またクリエイターを応援する方も、イベントで本人に直接想いを聞いたり、ファン同士で交流したりすることでより絆が生まれます。
noteのサービス内でも「読者のポジティブなリアクション(スキ)」を大切にしているのと同じで、読者がクリエイターに与えるパワーが「これからもこの人たちのために続けよう」という気持ちにつながると考えています。
note placeは、さらに多くの出会いを創出し、創作のきっかけになるような場所を目指しています。
note place開設の裏側
2019年後半から、関係者が集まったnote place開設プロジェクトの打ち合わせがスタート。
設計事務所は現在の外苑前オフィスの設計もお願いしたSIGNALです。また、社内のデザイナーやCEOの加藤さん、CXOの深津さんをはじめ、みんなで空間デザインを決めたり家具や床の材質を選んだりしています。
※note placeのデザイン会社
年始には、イベントホールの収容人数を確認するため、社員みんなで内見に行きました。ここでどんなコンテンツや出会いが生まれるのか、ワクワクしている一同。
既存オフィスの雰囲気との整合性も考えながら、床も天井もすべて張り替えて、note placeならではの空間づくりをしていきました。
そして、オープンした現在もデザイナーチームが中心となって、まだまだ改造が続けられています。
作業中のデザイナー・川井田さん(写真左)に直撃。
「すべて抜いた天井に見えていた目立つ色のダクトも、脚立を使って手が届く場所は白く塗り替えたり。ノイズになる要素を少しずつ減らしています。いまもエアコンのスイッチパネルをクリエイターの作品を飾りつつ隠したり、受付においてあるモニターに白い木材で枠組みをつけたり。細かいところは、まだまだ施工中です」
たえまなく進化を続ける、note place。この記事を見ている方が来場したときは、また違った表情になっているかもしれません。
note placeのこだわりポイント
1:さまざまなタイプの施設(イベントホール、スタジオ、ラウンジ、キッチン)やカメラ
イベントの種類に応じて、その場ですぐオンライン配信を並行したイベントが実施できるように準備されています。
イベントチームで配信も担当している玉置さんは「絵になる場所がいくつもあるのがnote placeの魅力」と語ってくれました。
一番大きなイベントホールでは本棚をバックにして、登壇者に関係している書籍をディスプレイして撮影。また、道路に面している窓は全面ガラス張りになっているので、街路樹を背景にした雰囲気での撮影もできるそうです。
※本棚をバックにした配信イメージ
またキッチンのある「ラウンジ」では料理イベント、「スタジオ」では個人の撮影やグリーンバックを使ってセミナー風の映像なども撮影ができます。
noteディレクターの三原さんによると「想定していたトークイベントや料理イベント以外にも、コントの収録など想定外の使い方」も出てきているそうです。
2:料理イベントも行える、キッチン
キッチンも白で統一。キッチンアイテムはnoteでも人気の料理家・山口祐加さんに選んでもらいました。どんなポイントでキッチンアイテムを選んだか山口さんに聞いてみました!
「note placeの白を基調としたシンプルな雰囲気に合い、長く使える丈夫な食器を揃えました。またいろんな方が出入りする場所だと思い、使いやすさをいちばんに考えたキッチンツールを選びました。このキッチンから世の中をちょっと豊かにするクリエイションがたくさん生まれることを願っています!」
また、オンライン配信や対面での交流会などができるよう、調理者が背中をむけなくても作業できるオープンキッチンに設計しました。
ラウンジは、交流会や懇親会など少し柔い雰囲気での用途を想定していたので、温かみの感じられるウッド調も取り入れています。
キッチンを活用した初イベントの様子は、こちらからご覧いただけます。
3:noteのバリューが掲げられた会議室
イベントホール、スタジオ以外には会議室も3部屋あります。部屋の名前はnoteのバリューを採用。「Creator First(クリエイター視点で考えよう)」「Promote Diversity(多様性を後押ししよう)」「Be Creative(クリエイティブでいこう)」が掲げられています。
よくあるご質問
note placeではどんなイベントができますか?
noteはテキスト・マンガ・音声・動画など幅広いジャンルのコンテンツがあふれる、クリエイターのためのプラットフォームです。そんなサービスと同じで、note placeでも多様性のあるさまざまなイベントを実施していきたいです。noteのクリエイター以外にも利用いただけます。
例)2020年7月に開催された官民連携プロジェクト「ジャパンSDGsアクション」の発足発表会
noteが主催するイベントは、どこから確認できますか?
noteのイベントページでご案内しています。
note placeの利用方法は?
まず公式サイトから資料請求をお願いします。そのうえで利用希望であればメールでご連絡ください。
レンタル可能な機材は?
移動式ホワイトボード、プロジェクター 、ワイヤレスマイク 、各種ケーブル、各種スタンド、エンコーダー、スイッチャー、映像信号コンバーター、ステレオ、三脚など(※詳細は、こちらからお問い合わせください)
所在地
東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル 2F
※東京メトロ銀座線『外苑前』駅 3番出口より徒歩5分