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cakesの人気連載が書籍化!渡辺由佳里さん『アメリカはいつも夢見ている』が発売

note株式会社が運営するコンテンツ配信サイトcakesで、エッセイストの渡辺由佳里さんが連載中の「アメリカはいつも夢見ている」が書籍化し、『アメリカはいつも夢見ている はた迷惑だけれど自由な「夢の国」が教えてくれること』としてKKベストセラーズから2月22日(火)に発売されます。cakesに掲載されたコラムをベースに大幅に加筆修正し、書籍でしか読めない書き下ろしも収録しています。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。

作者・渡辺由佳里さんのコメント

私がこの連載をスタートしたのは2015年のことでした。当時cakesの編集担当者だった平松梨沙さんと「アメリカンドリーム」という切り口から、日本の方があまり知らないアメリカの過去、現在、未来をテーマに語ることを話し合いました。

最初のうちは平松さんのご提案でアメリカでのビジネスでの成功や恋愛について書いていましたが、そのうちに日本のソーシャルメディアで話題になっている社会問題や心の問題について、アメリカで暮らしている私の少し異なる視点を書くことが増えました。ジェンダーやセクシャルハラスメントの話題を掘り下げるエッセイは嫌われるのではないかと思いましたが、そういったものを多くの読者が興味を抱いて読んでくださったのは嬉しい学びでした。

書籍化のために連載から選び、新たに書き加えたのは、「自分の人生を楽しむ」「みんなが生きやすい社会にする」というテーマのエッセイです。この本を読んで開き直り、心の重みを取り去っていただければ嬉しいです。

著者プロフィール

渡辺由佳里さん
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。
助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、1995年よりアメリカ在住。
ニューズウィーク日本版に「ベストセラーからアメリカを読む」、ほかにcakes、FINDERSなどでアメリカの文化や政治経済に関するエッセイを長期にわたり連載している。また自身でブログ「洋書ファンクラブ」を主幹。年間200冊以上読破する洋書の中からこれはというものを読者に向けて発信し、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
2001年に小説『ノーティアーズ』(新潮社)で小説新潮長篇新人賞受賞。著書に『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)、『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』(亜紀書房)などがある。翻訳には、糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、マリア・V スナイダー『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)、レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば』(岩波書店)など。Twitter:@YukariWatanabe

『アメリカはいつも夢見ている はた迷惑だけれど自由な「夢の国」が教えてくれること』

書影

「他人の期待にそむいて生きること。それが幸福の近道だった——」

仕事、お金、恋愛、結婚、子育て、人間関係…アメリカ生活30年の著者が獲得した「後悔しない生き方」のコツ。藤野英人さん、岸田奈美さん、絶賛推薦!

「なぜ私は他人の期待にそむいて生きてきたのか?」
これまで仕事や取材を通じて世界中で多くの人に会ったが、多くの人を不幸にしているのが「成功」と「幸福」の幻想だ。しかも、これは「他人の期待に応えようとする」ことから生じたものだ。ここでの「他人」とは、親、教師、伴侶、家族、上司、世間体、社会常識のことである。(第一章本文から抜粋)

書誌情報

書名:アメリカはいつも夢見ている はた迷惑だけれど自由な「夢の国」が教えてくれること
著者:渡辺由佳里
発行:KKベストセラーズ
定価:1,980円
ISBN-10:4584139814
ISBN-13:978-4584139813
判型:四六判
頁数:560頁

▼cakes連載

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