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文筆家・牧村朝子さんのnoteが書籍化!『ことばの向こうに旅をして』が1月19日に発売

noteで、文筆家・牧村朝子さんが投稿した記事「羽田と成田を間違えたけど間に合った話」「ヘルシンキに来るつもりはなかった」などをまとめた書籍『ことばの向こうに旅をして』が、産業編集センターから1月19日(水)に発売されました。本書は、愛と性、ことばと異文化について書き続けてきた文筆家の牧村さんが、カタコトの外国語でわかりあおうと奮闘した旅の経験をつづったエッセイ集です。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。


『ことばの向こうに旅をして』

言葉のその先にいる「人」がわかりたくて、カタコトの旅に出た。

台湾で筆談した屋台のおかみさん、国を追われカリフォルニアで違法民泊するガール、バンコクで出会ったブチ上げガン盛りマッサージ師、治安の悪い歓楽街に降臨した、スキンヘッドにスリップドレスのバブリーなジャーナリスト――

わかりあえるはずなんかない、でもやっぱり「わかりあいたい」。フランスでの国際同性結婚や、アメリカでのLGBTs取材などを経て、愛と性、言語や異文化交流のことについて書き続けてきた文筆家の牧村朝子がおくる、言葉、国境、文化、ジェンダー、イデオロギー、あらゆるものを飛び越えていく言語系旅エッセイ。

著者・牧村朝子さん
1987年神奈川生まれ。タレント、文筆家。2010年、ミス日本ファイナリスト選出を機に芸能界デビュー。モデル、テレビ出演等のタレント活動を経て、2012年に渡仏し取材、執筆活動を開始。2013年に星海社より、ジェンダー・セクシュアリティの入門書『百合のリアル』を刊行。2018年には時報出版より台湾版が刊行される。著書は他に『ふつうにふつうのふりしたあとで、「普通」をめぐる35の対話』(双葉社/2021)など。現在は日本を拠点に執筆、講演、メディア出演など幅広く活動中。猫好き。
note:https://note.com/yurikure Twitter:@makimuuuuuu
cakes連載「ハッピーエンドに殺されない」:https://cakes.mu/series/3068

著者・牧村朝子さんのコメント

本を出したい、作家になりたい。
公募の賞で認めてもらおうとするだけでなくて、「なぜ、どんな人と、何を目指したいのか」で考えたいものだと思っています。

「わたしの才能を見出してくれる編集者を待つ」ような受け身ではいたくなかった。
「大手の編集者と知り合って見てもらいたい」みたいな個人無視のコネ頼りもしたくなかった。

書籍企画書と原稿と、仕事依頼・プロフィールページを準備して公開。「人間がお互いにわかりやすそうなレッテルを貼らないでわかり合おうとするための、旅と多言語の本をつくりたい」と発信しました。たくさんの読者の皆さんが反応をくださったおかげで、編集者の方に届き、今、この文章があなたに届いているのだと思います。待たずに動いてよかったです。

書誌情報

「ことばの向こうに旅をして」書影

書名:ことばの向こうに旅をして
著者:牧村朝子
発行:産業編集センター
定価:1,320円
ISBN-10:4863113218
ISBN-13:978-4863113213
判型:B6変型
頁数:304頁

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