創作大賞受賞作『好感度上昇サプリ』ドラマ主演・三浦貴大さん──人気商売の自分にとって「好感度」は他人事ではない

2023年5月12日 11:00

もしも自分や他人の好感度が数字で見えるようになったら……その時、あなたは、どうしますか。

2022年度に開催した「創作大賞」で優秀作品賞を受賞したクリエイター目からウロコさん原作の『好感度上昇サプリ』が、テレビ東京で実写ドラマ化しました。

ドラマで主演を務めるのは、俳優の三浦貴大さん。三浦さんにドラマの見どころや撮影裏話をお聞きしました。

またnoteでは『好感度上昇サプリ』のドラマ化を記念し、連動した投稿企画を実施しています。詳細は、記事の最後をご覧ください。

「あなたは人に好かれていますか？」⸺ 出版社の営業として働く谷村（三浦貴大）は、学生時代から地味で、何事もうまくいかない……。そんな自己肯定感の低い人生を送っていたある日、SNSの画面に流れてきた「好感度サプリ」という広告を偶然見つけ、興味本位でサプリの服用を開始することに。すると、自分の頭上に数字が出現......？
⸺その数字はなんと、“自分に好感を持つ人間の数”を表す数字だった！

『好感度上昇サプリ』あらすじ

主演・三浦貴大さんインタビュー

原作が創作大賞の受賞作と聞いたときのお気持ちは？

三浦貴大さん（以下、三浦）　noteは、読む側で利用しています。私の主観ですが、スキ数やPV数にこだわらず自由に創作することを大切にしているプラットフォームだと感じます。それ故に、このドラマの原作が優秀作品賞を受賞したのは、noteらしいなと思いました。

台本の印象は？

三浦　現代社会での問題がわかりやすい「好感度」という数値で表されている、非常に興味深い台本でした。時には俳優も人気商売と言われる職業なので、他人事ではないと感じました。

主人公・谷村雄二を演じる上で、意識したことやご自身との共通点は？

三浦　ドラマでは、大きくいうと4パターンに分けて役を演じています。前半から後半にかけて徐々に変化していく人間性を、うまく表現できればと思いました。

また主人公との共通点に関しては、同じく私も仕事柄、数字に踊らされることはあります。20代の頃は特に数字を意識していたので、その点で谷村雄二という人物に共感を持ちました。

撮影現場の雰囲気は？

三浦　モノ創りをしようとする熱にあふれていて、大変よい現場でした。　　

特に印象に残っているシーンは？

三浦　印象に残っているというと少し違うかもしれませんが、やはり好感度が数値になって頭上に出現するシーンは、全くの想像で芝居をしているので大変でした。

本作に対する意気込みや見どころ

三浦　今はSNSなどで好感度のようなものが、数字で可視化されてしまう時代です。そのような時代背景があるなか、数字に翻弄され変化していく一人の人間を眺めて、視聴者のみなさんがなにかを感じていただければ。SNSを多く利用している方は、特に楽しんでいただける作品になっているかと思います。

最後にnoteクリエイターに向けてメッセージ

三浦　日頃から小説、マンガ、日記、エッセイ、さまざまなジャンルの作品を読ませていただいています。私も同じく創作をしている身なので、これからもイチ読者として、みなさんの作品を見ることを楽しみにしています。

三浦貴大

錦織良成監督『RAILWAYS　49歳で電車の運転士になった男の物語』で
俳優デビュー。
第35回報知映画賞新人賞、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞、第86回キネマ旬報ベストテン新人男優賞を受賞。

番組概要

【番組名】『好感度上昇サプリ』
【放送日時】 2023年5月7日（日）深夜1時35分テレビ東京で放送（予定）
【TVer】 https://tver.jp/series/sr3yup5jeo
【Paravi】 https://www.paravi.jp
【YouTube】 https://www.youtube.com/c/tvtokyodrama
【原作】目からウロコ『好感度上昇サプリ』　
【主演】三浦貴大
【出演】生駒里奈
【プロデューサー】松本拓（テレビ東京）、渋谷英史（ハピネットファントム・スタジオ）
【監督】角田恭弥
【脚本】安里麻里
【エンディングテーマ】ヘッドフォンの中の世界『その他大勢』（UNIVERSAL MUSIC）
【制作協力】ハピネットファントム・スタジオ
【製作著作】テレビ東京
【番組HP】 https://www.tv-tokyo.co.jp/koukandosupuri/
【番組Twitter】@tx_kousapu
【番組ハッシュタグ】#好サプ
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